出版社内容情報
吉田真弓[ヨシダマユミ]
編集/翻訳
内容説明
こんなに読みやすい『論語』があったなんて―東洋最大の思想書がいきいきとした言葉で現代に甦る。強く生きるための162の道標。
目次
1 豊かに生きる(「一貫した姿勢」の大切さ;完璧を求めない ほか)
2 知性を養う(楽しく学び、のびのびと生きるために;生活と読書 ほか)
3 「うまく」つきあう(目上の人とのつきあい方;父親に学ぶ ほか)
4 「うまく」働く(「できる人」の条件;慎重さが成功へのカギ ほか)
5 人を動かす(多くの人を率いるならば;部下の力はリーダー次第 ほか)
著者等紹介
吉田真弓[ヨシダマユミ]
愛知県出身。カリフォルニア大学バークレー校東アジア言語文学科にて中国古典文学専攻。中国女性史の研究で博士号取得。母校をはじめ、大阪大学、サンフランシスコ大学など日米の大学で講師を務めた後、学術関連の翻訳に従事。中国唐宋代の文学歴史に関する翻訳を多く手がける。また、医学、法律、アートなど幅広い分野の翻訳に対応。現在は翻訳業のかたわら、臨床心理学の修士課程で学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
15
あっという間に読めた。すっと心に入ってきた。超訳とはいえ、このような古典を読むと、今流行りの自己啓発本の薄っぺらさに気づかされる。2013/11/05
葉
5
最終章は人を動かすことにつながっている。完璧を求めず、もう一歩先を目指すことが大事で、善き人に学び、反省することが成長へのエンジンとなる。バランスの取れた生き方の難しさというのは私生活から身をもって感じる。自分を高め、人を導くことが人を動かすことにつながるのではないかと思った。ありのままの自分を認めることは難しいだろう。生活の豊かさと精神の豊かさは相関関係がありそうだ。過ちを改めないことが本当の間違い。先人の足跡に学ぶことを繰り返したい。信頼は人間関係の要。死後の名声を考えたことはある。2018/07/11
r_ngsw
0
借りてからよくよく見てみたら原文がないので、なんだよ!みたいな気になるかもしれないが、エッセンスは非常によくまとめられているし、しかも一時間掛からず読めてしまうので、持っておいても良い一冊かも。毎日一回通し読みできる。2015/06/04