出版社内容情報
藤原定家[フジワラノサダイエ]
著・文・その他
内容説明
天智天皇から順徳院に至るまで、百人の歌人の和歌を一首ずつ集めた和歌集『百人一首』。そのわずか31文字のなかに込められた情景をたどっていくと、当時の人々の情感豊かな想いがよみがえる―。古来より続く、日本文化の象徴であり、また、かるた遊びとしても人々に親しまれ、時を超えて読み継がれる名歌の数々を漫画化。
目次
秋の田の
百人一首ことはじめ
恋の歌
四季の歌
離別の歌
羇旅の歌
雑の歌
来ぬ人を
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペコ子
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面白かった!歌が作られた時代の文化や風習がわかりやすく解説してありました!百人一首って一つじゃなかったのですね~2017/10/28
エマウリ
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図書館でティーンズ向けの棚に置いてあったので、内容が不安だったけれど、さくさく読めて面白かった!さすがマンガ。定家自身の背景や時代背景についても触れられていたので、だからこういう歌が生まれたのね、と納得しやすかった。アニメうた恋い。でも、小倉百人一首がアンソロジーだとか定家は勅撰和歌集の出来に不満足ですなんて描写もあったけれど、そういう理由がよりはっきり理解しやすかったなと思った。百首すべてを解説している訳ではないのが残念。これをきっかけに、古典の別な作品にも手を出したいなと思った。蜻蛉日記とか!2012/07/29