ニューロ・ウォーズ―脳が操作される世界

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  • サイズ B6判/ページ数 391p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784781604121
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0098

出版社内容情報



ザック・リンチ[ザックリンチ]
翻訳

詠美[エイミ]
翻訳

石浦章一[イシウラショウイチ]
監修

内容説明

先端脳科学が、裁判を、広告を株式投資を、そして信仰や戦争までを変えつつある―!人の手による驚くべき“脳操作”、「サイボーグ化」する脳―驚愕の実態と近未来のすべて。

目次

序幕 「核エネルギーをも凌駕する新技術」の時代
1幕 あらゆる分野を「ニューロ」が変える―現代社会から「ニューロ社会」へ
2幕 神経法学―脳の「指紋」でウソがばれる
3幕 ニューロマーケティング―広告業界が脳画像技術に飛びつく!
4幕 ニューロエコノミクス―「金融脳」理論の誕生
5幕 「信じる」ことと脳―信頼
6幕 ニューロ美学―脳は美をどう感知するか
7幕 ニューロ神学―「神」は脳画像に映るか
8幕 ニューロ・ウォーズ―脳科学が最強の殺人兵器をつくる!
9幕 美容神経学―「感情」を整形する
終幕 「脳のプライバシー」は守られるのか

著者等紹介

リンチ,ザック[リンチ,ザック][Lynch,Zack]
UCLAで経済地理学のMAを取得。ニューロテクノロジー産業機構(NIO)の創設者、取締役。妻とともに「ニューロインサイツ」社を立ち上げ、政府機関、民間企業、個人投資家に対し、ニューロテクノロジー関係の情報発信とコンサルティングを行っている。業界各社の株価を追跡するNASDAQ Neurolnsights Neurotech Indexという指数を開発。同社が毎月発行するニュースレターや投資情報のアニュアルレポートを執筆している。マサチューセッツ工科大学マクガヴァン脳研究所、クレアモント大学院神経経済学研究センター、企業向けwikiを開発提供するソーシャルテキスト社などの顧問も務める

石浦章一[イシウラショウイチ]
分子生物学者、東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士。東京大学教養学部基礎科学科卒業、東京大学理学系大学院修了。国立精神・神経センター神経研究所、東京大学分子細胞生物学研究所を経て現職につく。専門は分子認知科学。アルツハイマー病をはじめとする神経難病の発症機構の解明と治療開発や、意欲にかかわるドーパミン関連遺伝子の研究を通じて、人間の知能や性格、感情の分子レベルの解明をめざしている。東京大学で教鞭をとる「生命科学」の授業は、学生から絶大な支持を受けている

杉本詠美[スギモトエミ]
広島大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

EnJoeToh

2
面白いけど話五分の一くらい。2010/06/20

FlowerLounge

0
アニメ『サイコパス』を彷彿とさせる事例がちらほら。将来はこういった神経・精神操作が可能になると思うとなんだか怖いな(小並感)。☆32015/05/06

まっきaka谷林

0
時々誇張が混じるけど、楽しい。各分野に与える脳科学の影響、みたいな話。2012/06/01

monel

0
ニューロじゃなくてもできそうなことが多い。「マインドウォーズ」「超人類へ」「ポストヒューマン誕生」とかも併読すると面白いです。2010/07/23

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