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まんがで読破
失われた時を求めて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781600857
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



プルースト[プルースト]
著・文・その他

内容説明

マドレーヌを口した瞬間、少年時代の記憶が甦る奇妙な感覚。「私」の成長とともに描き出される、第一次世界大戦前後のフランス社交界の人間模様。それは「私」の失われた時を探し求める長い旅の始まりだった…。独自の時間解釈と記憶に対する見解を提示し、20世紀の文学・哲学概念を変革させた傑作大長編小説を漫画化。

著者等紹介

プルースト[プルースト]
1871~1922。フランス出身の作家。持病の喘息に生涯悩まされるが、父親の莫大な遺産を相続し、社交界のサロンにて交遊を広げる。晩年は密室にこもり、当時の世相風俗を徹底的に描いた大長編小説『失われた時を求めて』を上梓。その独特の構成力と時間解釈は、文学者だけでなく20世紀の哲学者たちにも多大な影響を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

244
どんなに素晴らしい人や高貴な人でも老いには勝てないんだなと不思議な感覚に陥った。原作を読んでみたいけど時間がないのが悔やまれる。2019/02/28

徒花

107
これはなかなかおもしろかった。マドレーヌを紅茶に浸して食べる冒頭のシーンは有名だけど、じつはどういうストーリーなのか知らなかった。テーマは大きく3つで、社交界のやり取りの虚無さ、同性愛の問題、そして創作活動の源泉とはなにか、ということ。とにかく原著が長いけど、ぜんぜん端折った感じは受けず、一冊の本としてのまとまりの高さを感じてよかった。やっぱりこのシリーズは文学系のほうがいいかも。2021/12/02

鱒子

52
kindle本 あまりの分厚さに読むことをすっかり諦めていた「失われた時を求めて」。要約した漫画でさっくり読ませてもらい、ありがたいとしか言いようがありません。パリの上流社会 友情 愛情 嫉妬 同性愛、こんな話だったのかぁ。全ては時の過ぎ行くままに。人生は美しい。2018/09/10

aqua_33

42
主人公の「私」は社交界に憧れ、色々人脈を作り社交界デビューし、好きでもない(?)女と付き合ったけどそれがゴモラの女だとか、言い寄ってくるおじさん男爵はソドムの男だとか、いやはやよく分からない話でした。漫画だから読めたと思う。多分原作は無理(笑)読後にさらっとプルーストのことを調べたけど、この主人公の「私」はプルーストのことなのでは…。400字詰め原稿用紙10,000枚分を1冊の漫画に収めたのには感服。《2017年21冊目》2017/01/28

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

27
プルーストの大作を一冊の漫画で。原作はどういうものか全く知らないので、興味津々で挑んだ。一読すると貴族社会の退廃的昼メロ。ホモやレズがやたらに出て来る。レズ浮気を疑われたアルベルチーヌ(♀)が抗議するが、夫である主人公は離婚。間もなくアルベルチーヌは死ぬが、死後女同士の乱れた関係がやはりあった事実を知る。浮気していた癖に何故あんなに抗議したのだろうか?単にごまかしたのか?同性愛は別腹なのか?。つまらないかと思えば面白くなる不思議な古典。しかし原作は読まなくていいや(笑)。2014/04/12

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