内容説明
大口玲子の366日。
著者等紹介
大口玲子[オオグチリョウコ]
1969年東京都大田区生まれ。高校時代から「朝日歌壇」に投稿を始め、早稲田大学第一文学部在学中に竹柏会「心の花」会員となる。宮崎日日新聞「宮日文芸」短歌欄選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あや
22
敬愛する歌人大口玲子さんの最新歌集。2024年の短歌日記である。大きなイベントとしては息子さんが高校に入学し、大口さんの元を離れ長崎の高校に進学することである。大口さんは熱心なカトリックの信者。介護が必要なお母様がいらっしゃることが他人事とは思えない。 七時間半時差があるガザをいかに照らす春満月か此処に仰げり/メイド・イン・ジャパンの武器が海外で子どもを殺さむ日々の夕焼け/少ししか食べなくなつた母に送るすぐき漬けレターパックにつめて タイトルの「スルスムコルダ」とは「心を高く上げよ」の意味という。2026/01/09
yumicomachi
7
タイトルはラテン語で「心を高く上げよ」という意味。宮崎市在住のカトリック信徒である著者が、2024年に出版社「ふらんす堂」のホームページに毎日連載した短歌日記を書籍化。日曜日ごとに日記部分が聖書の引用になっている。死刑制度や安保法制への抗議活動、長崎の高校へ進学した息子との関係、東京に住む老いた両親について、新聞記者をしている夫のことや九州の風物などが詠まれ綴られているが、すべての基礎に信仰と祈りがあると感じられた。【教会のステンドグラスを透過して初明かりわが内に射したり】等。2025年12月25日刊行。2026/01/10




