感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
pirokichi
18
2024年8月発行。見開き右側に田中裕明の一句があり、左側に岩田奎さんによる鑑賞が掲載されている。ネットを通じ本書の企画を知った時から、若い著者が田中裕明の句をどう鑑賞するのか楽しみにしていたので、自分なりの解釈鑑賞もしながら、一句一句わくわくして読み進めた。本書は俳人でなく初学者や鑑賞力をつけたい人に向けても書かれているらしいのだが、自分自身鑑賞が苦手なので、ほぉーこう読むのか、こう書けばよいのかと勉強になった。解釈が自分と違う句はそれはそれで新鮮。カバー画はきっと「海亀の涙もろきは我かと思ふ」より。2024/10/18
アキ
3
岩田奎の評がとてもいい。言葉の繋がり、音やリズム、平仮名表記か片仮名表記か、季語がどう効いているか、等様々な角度から語られていて、田中裕明の句の魅力が存分に伝わってきた。特に「寒卵しづかに雲と雲はなれ」「風呂敷につつむ額縁鳥の恋」「おほぜいできてしづかなり土用波」の評はとても面白かった。全句集を読み直したい。2024/09/10
garyou
2
俳人は長命な人が多いという。田中裕明をはじめて知ったホトトギス(系)の俳人とその句とを紹介した本を読んだ時、八十歳はあたりまえといった様子に喫驚したものだった。田中裕明がいまも生きていたら、と「たられば」を考えても仕方がないのだが、どんな句を作っていただろう。「はじめに」で岩田奎は「本書の想定読者は、俳人ではない」と記している。書店で俳句の棚にあったら、そっと平積みの新刊書のあたりに並べかえたい。そんな本である。2026/05/30
デコボコ
0
◯2025/08/11
ぬう
0
岩田奎が書いていたので図書館で借りた。 良! このシリーズたくさん読みたい。2024/12/01




