出版社内容情報
◆第三句集
潮干狩貝になりたき人もをり
『銀化』には何人かの“地雷”と称される俳句巧…◆第三句集
潮干狩貝になりたき人もをり
『銀化』には何人かの“地雷”と称される俳句巧者がいる。
この川名氏もその一人。
その句の変幻自在は永年「連句」をやって来た、言葉に対する感受性と柔軟な頭脳から来ている。
ここに大患を経ての第三句集『回帰』に完全復活の兆しを見る。
(帯より・『銀化』主宰 中原道夫)
◆自選十二句より
ライオンが寝てゐるだけの時雨かな
いのちの?末長く引け雑煮餅
筍といへど身ぐるみ?ぐは愉快
冬ごもり思考が粘土質になる
葉桜の奥にあしたが待ちゐたり
雷鳴が笹かまぼこの上に降る
ざぶざぶと水が精出す五月来ぬ
ふくれきて刹那を落す滝の水
四散してまた舟虫になりにくる
こんにやくのはればれとある関東煮
川名将義[カワナショウギ]
著・文・その他
内容説明
第三句集。
目次
中原道夫選 十二句
1 いのちの緒
2 粘土質に
3 水が精出す
4 刹那を落す
5 それから
回帰、それから回生へ(別所真紀子)
著者等紹介
川名将義[カワナショウギ]
中原道夫主宰俳句誌「銀化」第一同人。別所真紀子主宰連句誌「解纜」会員。平成20年句集『湾岸』上梓。平成25年句集『海嶺』上梓(横浜俳話会大賞受賞)。俳人協会会員。現代俳句協会会員。横浜俳話会会員。日本連句協会会員。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。