詩集 移動遊園地

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  • サイズ 46判/ページ数 100p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781410906
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

出版社内容情報

◆第四詩集

彼女はいまどの惑星にやってきたのだろうか。黄色いチョウの「伝言」はいま「あたし」になにを伝えようと…◆第四詩集

彼女はいまどの惑星にやってきたのだろうか。黄色いチョウの「伝言」はいま「あたし」になにを伝えようとするのだろうか。

(栞より・吉田文憲)



『移動遊園地』制作には、要するに「記憶」を乗り越えた、あるいは少なくとも「記憶」と釣り合う「あたし」の現在を書きたいという、詩人主体の切実な思いがこめられていたのでした。

(栞より・野村喜和夫)



◆収録作品より

クレピュスキュル(たそがれ時)という言葉に魅せられる、

彼女。

思わずその言葉をつぶやいた、

茜色の空の下、

トラムには乗らず、

石畳の裏通りを歩いていると、

古びた建物に囲まれた広場に、

立体絵本のような移動遊園地が現れた。

(「移動遊園地」より)

田窪与思子[タクボヨシコ]
著・文・その他

目次

彼女(移動遊園地;川岸のタンゴ;頓死;遊歩者;突然、グダニスク… ほか)
あたし(上海;スロベニアの夜;ハワイ;手;タイプライター ほか)

著者等紹介

田窪与思子[タクボヨシコ]
神戸市生まれ。上智大学外国語学部卒業後、日本外国特派員協会、ユーロクリア(ブリュッセル)などに勤務。詩集多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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