女子と愛国

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女子と愛国

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396614720
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0030

出版社内容情報

最近、一般の若い女子たちが「右傾化」する傾向がみられる。この傾向をとりあげるメディアも目につくようになった。
これまで愛国活動といえば黒塗りの街宣車に乗って日の丸を掲げた男たちのイメージが強かった。ところが彼女たちは普通におしゃれやショッピング、趣味を楽しんだりする、20~30代の女性。OL、学生、主婦たちだ。
彼女たちはネットで愛国的な発言をしたり、デモや集会に参加する。
いつから、どうして彼女たちはこのような活動をはじめたのだろうか。
本書は、保守化し愛国活動に走る若い女性が増え続けているその実態と心理に迫った、新進ジャーナリストによる入魂のルポである。

<目次>
プロローグ
第1章 女子が声を上げはじめた
第2章 私が「愛国」に目覚めた日
第3章 ネットの普及が女子の保守化を後押しした
第4章 私たちの愛国活動はできる範囲でやる
第5章 愛国活動の落とし穴
第6章 私たちが導く正しい日本の国づくり
エピローグ

【著者紹介】
佐波優子(さなみ・ゆうこ)1979年生まれ。埼玉県出身。戦後問題ジャーナリスト、フリーアナウンサー。日本文化チャンネル桜キャスターとして、地上波では報道できないニュースを精力的に報道している。その傍ら、陸上自衛隊予備1等陸士として召集に応じ訓練に励む。2001年より硫黄島、南洋諸島、シベリアなどで日本人将兵の遺骨収集にも取り組んでいる。第3回「真の近代史観」懸賞論文にて最優秀藤誠志賞を受賞。「祖父たちの戦争体験をお聞きする孫の会」「シベリア抑留の真実を学ぶ会」代表。本書は、新聞やテレビが報じようとしない「愛国女子」の真実に迫るデビュー作。

内容説明

保守化し、愛国活動に走る若い女性が増え続けているその実態と心理に迫った新進ジャーナリスト、入魂のルポ。

目次

第1章 女子が声を上げはじめた
第2章 私が愛国に目覚めた日
第3章 ネットの普及が女子の「愛国」を後押しした
第4章 私たちの愛国活動はできる範囲でやる
第5章 愛国活動の落とし穴
第6章 私たちが導く正しい日本の国づくり

著者等紹介

佐波優子[サナミユウコ]
1979年生まれ。埼玉県出身。戦後問題ジャーナリスト、フリーアナウンサー。日本文化チャンネル桜キャスターとして、地上波では報道できないニュースを精力的に報道している。その傍ら、陸上自衛隊予備1等陸士として召集に応じ訓練に励む。2001年より硫黄島、南洋諸島、シベリアなどで日本人将兵の遺骨収集にも取り組んでいる。第3回「真の近代史観」懸賞論文にて最優秀藤誠志賞を受賞。「祖父たちの戦争体験をお聞きする孫の会」「シベリア抑留の真実を学ぶ会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

18
愛国女子になったきっかけが、学校で受けた平和教育のトラウマ脱却だという話には驚いた。トラウマになるほど彼女たちを怯えさせる教育をした教師は許せない。だから彼女たちが日本人としての自尊心を取り戻すために愛国活動に励む姿に私は共感する。ただ、愛国女子たちに伝えたいことがある。それは今年の新年に天皇陛下が語られた「(戦後70年の)この機会に,満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくこが,今,極めて大切なこと」というお言葉だ。オジサンもしっかり歴史を勉強するからね。2015/01/21

やじ

18
どんなきっかけで若い女性が愛国に目覚めたのか、とても興味深かった。「愛国」と聞くと、ひいてしまったり、変な目で見られてしまう日本の異常さ。米国ではプロ野球の試合前に国歌が流れます。なぜ日本を愛する事はダメなのでしょう。自分が受けてきた教育から、私は日本を嫌悪してきましたが今は違います。震災においても、世界に称賛された国民性を私達は持っています。誇れる歴史を本当は持っているのです。若い世代の方にこそ、メディアや教育に騙されず真実を知ってほしい。愛情の反対言葉は、無関心。どうか関心を持ってください。2014/03/16

phmchb

11
女子によるさまざまな愛国活動の紹介本。男ですが俺も頑張ります(^_^)/2014/05/22

TheWho

11
若者が右翼化していると言われる昨今、その中で増えてきた女性(女子)の状況を女性ジャナーナリストが紐解く一冊。国を愛する「愛国」と言及だけで右翼とレッテルを貼られる異常な環境に疑問を呈した様々な女性のルポルタージュであった。毎年終戦記念日に相方と靖国神社に参拝するが、近ごろ若い女性が多いと感じていた。徐々に普通の国になっている様にも思える。女子の目からみた日本の現状を改めて感じる興味深い一冊です。2014/01/11

モンドノスケ

11
愛国心を持つ女子という著者らしい視点から日本について語ったものであると思う。これだけ、日本女子ががんばって活動している事を知って、彼女たちを誇りに思う。2013/12/05

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