目次
雨の粒
ベニスに死す
檸檬の木
焚火の跡
五月の空
著者等紹介
岩田由美［イワタユミ］
昭和３６年岡山県岡山市に生れる。昭和６２年俳誌「青」入会。平成元年第３５回角川俳句賞受賞。平成３年波多野爽波主宰死去により「青」終刊。平成８年句集『春望』刊。平成１４年句集『夏安』刊。平成２２年句集『花束』刊。翌年第３４回俳人協会新人賞受賞。俳誌「藍生」・「秀」に所属。俳人協会幹事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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豆ぐみ
1
2017年、ふらんす堂刊。第4句集、平成22年4月～29年5月の句。好きな句は〈返す波引き込みながら卯波かな〉〈手をかけて蜥蜴顔出すあやめの葉〉〈火の中に汁噴く枝や落葉焚く〉〈虫の原海とぞ思ふ渡りゆく〉〈人は鴨を鴨は人見る小六月〉〈苦瓜の蔓も時間も戻らざる〉などなど。2018/01/20
