出版社内容情報
◆第一句集
春満月すこしわたしに飽きたころ
これらの句に出会ったとき、あっと驚き、それから、快い…◆第一句集
春満月すこしわたしに飽きたころ
これらの句に出会ったとき、あっと驚き、それから、快い場所に不意に立ったような幻惑を覚えた。なんていうか、とても素敵な音を聞いたときの感じ、あるいはあこがれの色を目にしている感じ、そうした感じがその幻惑にあった。
(跋より・坪内稔典)
◆収録作品より
0.2カラットの春光猫のひげ
サリーのようにまとう夏雲の切れっぱし
スカーフ飛んだ飛んだ蝶の解放区
あおむけに寝て秋冷のヴァイオリン
5ノットほどの舟漕ぐ春の椅子
近況はコスモスときどきアルマジロ
今という表面張力小鳥来る
コンソメキューブぽとん梅三分
サフランライスふわっと春に接岸す
哺乳類サル目ヒト科コダマキョウコ
m?u v?ng 5
m?u tr?ng 15
m?u da cam 25
m?u t?m 37
m?u x?m 51
m?u h?ng 63
m?u n?u 79
m?u ?en 91
m?u ?? 105
跋・坪内稔典
あとがき
コダマ キョウコ[コダマキョウコ]
(児玉恭子)
1948年兵庫県生まれ
「青玄」を経て「船団」「球」所属
現代俳句協会会員
目次
m`au v`ang
m`au trang
m`au da cam
m`au t´im
m`au x´am
m`au hong
m`au n^au
m`au den
m`au do
著者等紹介
コダマキョウコ[コダマキョウコ]
児玉恭子。1948年兵庫県生まれ。「青玄」を経て「船団」「球」所属。現代俳句協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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