著者等紹介
小川軽舟[オガワケイシュウ]
昭和36年千葉市生まれ。昭和59年東京大学法学部卒業。昭和61年「鷹」入会、藤田湘子に師事。平成11年鷹編集長。平成17年藤田湘子逝去により「鷹」主宰を継承。句集『近所』(第25回俳人協会新人賞)、著書『魅了する詩型 現代俳句私論』(第19回俳人協会評論新人賞)など。俳人協会評議員、毎日新聞俳壇選者、田中裕明賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pirokichi
16
2014年1月1日から1年間、WEBで掲載された俳句日記を1冊にまとめたもの。読み通したのは今回で3回目くらい。読む度に新しい発見があり好きな句が多い。〈冬晴や休日使ふ定期券〉〈春浅し社員食堂小鉢足す〉〈春炬燵めつちゃ嬉しとしがみつく〉〈パソコンを膝にひらけば桜散る〉〈葉桜や好きなもの買ひ夕餉とす〉〈立秋や焼きそばパンに紅生姜〉〈朝顔や二階使はぬ父の家〉〈晩秋や妻と向き合ふ桜鯛〉〈本買へば読まねど嬉し秋灯〉「俳句はささやかな日常を詩にすることができる文芸である」私も日常を疎かにせず俳句にしていきたい。2021/07/24
豆ぐみ
0
面白かった!web連載中も毎日楽しみに読んでいた俳句日記。句も素敵だし添えられた短文もエッセイとしてうまくて面白い。生活を覗き見させてもらってる面白さもあるかも。2015/10/03
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