内容説明
「ホトトギス」「天狼」を経て拓いた独自の時空、言語芸術の華。木枯の俳句は幽かな微熱をはらみ、闇の底でほのかに発光している。既刊句集六冊に『鏡騷』以後、「補遺」を加えた1985句を収録。
目次
第1句集 汗馬楽鈔―一九四七年~一九五七年
第2句集 於母影帖―一九七七年~一九九五年
第3句集 あらくれし日月の鈔―一九七七年~一九八九年(あらくれし日月の鈔;虹橋変;伊勢の夜ほか ほか)
第4句集 天袋―一九八九年~一九九六年(揺るるらむ;溺れ谷;天袋)
第5句集 夜さり―一九九七年~二〇〇四年(うなさか;夜さり;貝の蓋)
第6句集 鏡騒―二〇〇四年~二〇一〇年(どんみり;鏡騒;閻浮の身)
『鏡騒』以後
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