内容説明
作風は清涼にして瀟酒、即興・存問の俳句の本質をはずさず、虚子の「花鳥諷詠」を遠き地平に据え、「戦後俳句」を俳諧に徹して生き抜いてみせた俳人川崎展宏の全句集。既刊句集六冊に「『冬』以後」を加え作品2356句を収録。
目次
第一句集 葛の葉―一九五五年‐一九七二年
第二句集 義仲―一九七三年‐一九七八年
第三句集 観音―一九七九年‐一九八二年
第四句集 夏―一九八三年‐一九九〇年
第五句集 秋―一九九〇年‐一九九七年
第六句集 冬―一九九七年‐二〇〇三年
『冬』以後―二〇〇三年‐二〇一〇年