感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pirokichi
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岩田由美さんの第3句集。2001年から2010年までの368句。この間大病を患い一年以上の入退院を繰り返した。『花束』というタイトルは、その時に励ましてくれた句会の仲間たちに感謝の気もちを込めたもの。好きな句は「本持ちて明るき方へ避暑の宿」「をばさんが走つてゆけば夏蜜柑」「二度となき雲の形よ冬の空」「その人のキャベツの色のワンピース」「紙の箱しつとりとして葛の餅」「雛の間に干したきはなきものばかり」「めつむればくまなく春の水の音」等。第34回俳人協会新人賞受賞。2023/02/25
chimichi
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はじめて「句集」というものを買った。言葉のちからをあらためて教えてもらった。たまたまお知り合いであるということが、ちょっと誇らしい誇らしかったりします。2011/02/04