時空のクオリア

時空のクオリア

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  • サイズ B6判/ページ数 399p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781400594
  • NDC分類 911.304
  • Cコード C0095

内容説明

無常に流れ行く時間を人生の喜びや憂愁に満ちた時間に変換する芸術。音楽や俳句、そして詩に内在する自由な精神と宇宙の循環律に触れつつ人生にとって価値あるものについて語るエッセイ集。

目次

1 音楽と俳句(音楽と俳句、その循環律を巡って;音楽と俳句、逍遙の小怪(一)意思が拓く世界 ほか)
2 磯貝碧蹄館の俳句(磯貝碧蹄館の時間;磯貝碧蹄館とアントン・ブルックナー、その交響的序論 ほか)
3 句集・俳句鑑賞(『荒韻帖』小川双々子句集;『0への伝言』津沢マサ子句集 ほか)
4 俳句エッセイ(二人のM・糾える縄;生を支えた俳句(江國滋闘病句集) ほか)
5 詩人・森永かず子の世界(「静寂のうちに、ものがたる余裕」―森永かず子のエッセイに寄せて;森永かず子とクロード・ドビュッシー、その交響的序論 ほか)

著者等紹介

朝吹英和[アサブキヒデカズ]
1946年6月12日東京都生まれ。1995年11月俳句結社「握手俳句会」に入会、磯貝碧蹄館に師事。1997年7月「握手」同人。2003年4月第一句集『青きサーベル』上梓(ふらんす堂)。2004年11月平成16年度「握手賞」受賞。現在、「握手」同人、「俳句スクエア」同人、俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ホレイシア

5
いろいろな方の句集からおいしい部分を拾い出し、そこから自在に発想を広げていくという珍しい形式のエッセイ。五島高資氏の「金星を沈めて丘は竹の秋」、「ほおづえや太陽からの風薫る」なんていいですな。そんなところからイデオロギーを背景とした詩の解釈まであって、奥の深い本だ。まいったね、また手放せない本がふえちゃった。「心臓の鼓動をかえす銀河かな」2010/03/21

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