365日短歌入門シリーズ
街角の歌

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781400143
  • NDC分類 911.167
  • Cコード C0095

内容説明

街は、さまざまな影をとどめている。人々のぬくもりをやどし、鳥やけものの悲しみを映しだす。街のかたすみで草はほほえみ、花はしずかに頭を垂れる。近代から現代にいたる都市に刻印された記憶が、短歌によっていま、甦る!街をテーマに、新しいかたちの短歌入門。

目次

一月
二月
三月
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月

著者等紹介

黒瀬珂瀾[クロセカラン]
1977年大阪府生まれ。大阪大学大学院文学研究科修士課程修了(比較文学)。春日井建に師事。現在「未来」、[sai]、「鱧と水仙」に参加。第一歌集『黒耀宮』にて第十一回ながらみ書房出版賞受賞。現代歌人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

38
#黒瀬珂瀾 歌評 4月13日 #短歌 岡麗 庭苔 家並みの亜鉛(トタン)の屋根におしてれる春日は雪のふりしが如し #返歌 壁亜鉛(トタン)黒く父塗る家壊しハルヒの好きな娘を寝かす 4月28日 小野茂樹 羊雲離散 朝空を揺らしてわれら別れたりどこでも新聞を売る朝なりき #返歌 朝新聞買って話題を追記する息子が初めて学会発表 出典を記載している著者なのか出版社なのか良識の道。2017/01/13

ゆり

1
365日、その日にちなんだ短歌もあれば関係なさげなのもあり。近代(ってか明治以降)~現代の老若男女から選ばれている。時節柄311はないが最近なら入ってたかもな。「今日は何の日?」的な、占いみたいな読み方をするのが好き。2014/06/17

ありくし

0
…保留。いろいろと。2015/07/25

ふたば子

0
【再読】奥付をみると初版が3年前だ。元々この歌人の作品は好きだったが、彼のセンスで選んだ365日の歌というのも面白かった。 とっつきづらく感じられる短歌だと思うが、この本を読んで認識が変わった。それぞれの歌にcolor が感じられてきらきらしたり、どんよりと暗かったり。 定期的に気がむいた日付や月を選んで何度も読み返すのが楽しい。2011/06/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/454175
  • ご注意事項

最近チェックした商品