出版社内容情報
表情・音声・行動や生体信号から感情や思考を推定し、ヘルスケアから見守り、マーケティング、ロボット開発まで幅広い応用が期待されるセンシング・感情判定技術を詳述した1冊。
【目次】
【第I編 総論】
第1章 感情,思考分析とAI技術
1 Microsoft Azure Cognitive Servicesが提供する“既成MLモデル”による分析
2 Cognitive Services採用事例における利用シーン,活用の実態
3 “MLモデル分析”+実装要件を内包するCognitive Servicesの進化,展開
4 「AIの民主化」がもたらしたビジネスモデルへの影響
5 個人情報としてのセンシング情報利用における考慮点
6 [付録]Microsoft Azure Cognitive Services以外のマイクロソフトのセンシング技術
第2章 感情の表情表出
1 感情の定義
2 表情の定義と表出の仕組み
2.1 顔と表情
2.2 表出の仕組み
3 伝統的基本感情理論に基づく表情研究
3.1 基本感情と基本表情
3.2 表情の測定法:FACS
4 感情と表情の新しい理論
4.1 コア・アフェクト説
4.2 コンポーネント・プロセスモデル
5 今後の研究課題
第3章 感情の音声表出
1 音声が伝える情報
2 感情の音声表出の起源
2.1 感情の音声表出の進化的起源
2.2 乳幼児の発達過程
3 感情の音声表出の種類
4 感情の音声表出のセンシング
5 感情に関連する音響的特徴
5.1 不随意的な感情表出
5.2 随意的な感情表出
第4章 情動と眼球運動
1 眼球運動の基本的性質
2 情動と眼球運動
2.1 LEM(Lateral eye movement)研究
2.2 認知活動に与えられる情動的情報と眼球運動
2.3 抽象化された課題の眼球運動
2.4 抽象化された実験課題で見られる情動的情報と眼球運動の関係
3 まとめ
第5章 情動と自律神経系反応
1 情動とは
1.1 情動と感情
1.2 情動の種類と発達
1.3 情動の理論と脳の重要性
2 情動の仕組みと身体反応
3 自律神経系の構造と機能
3.1 自律神経系の全般的特徴
3.2 交感神経系の働き
3.3 副交感神経系の働き
3.4 自律神経系の自発性活動
3.5 自律神経系の神経伝達物質とその受容体
4 自律神経機能に現れる情動反応
4.1 ストレスの仕組み
4.2 各種ストレスや感覚刺激の自律神経機能に及ぼす影響
第6章 感情状態と脳波
1 感情状態
2 脳波
3 前頭部脳波活動の非対称性
4 α波活動のゆらぎ
5 マイクロステート分析
【第II編 計測・解析】
<身体的変化に基づく感情・思考センシング>
第1章 人の状態を



