出版社内容情報
有機系材料のメカニズムからモジュール開発までの作製プロセス、材料探索には欠かせない材料特性評価、ヘルスケア・住環境などワイヤレスセンサーネットワークへの応用展開までを網羅した1冊。
目次
第1編 総論(有機系熱電変換材料研究の歴史と現状、そして展望;フレキシブル熱電変換技術に関わる基本原理と材料開発指針)
第2編 性能向上を目指した材料開発(フレキシブル熱電変換素子に向けた有機熱電材料の広範囲探索;高い熱電変換性能を示す導電性高分子:PEDOT系材料について ほか)
第3編 モジュール開発(フレキシブルなフィルム基板上に印刷可能な熱電変換素子;インクジェットを活用したBi‐Te系フレキシブル熱電モジュールの開発 ほか)
第4編 材料特性評価(マイクロプローブ法を用いた熱電変換材料のゼーベック係数測定法の開発;異方性を考慮した有機系熱電材料の特性評価法 ほか)
第5編 応用展開(エネルギーハーベスティングの現状とフレキシブル熱電変換技術に期待されること;フレキシブル熱電変換技術の応用展開と技術課題 ほか)