出版社内容情報
がんと診断されたら真っ先に読む本として,患者さんとその家族に必要な情報を網羅.別冊「患者必携 わたしの療養手帳」付き.
がんと診断されたら真っ先に読む本として,患者さんとその家族に必要な情報を網羅.がんと積極的に向き合い,互いに支えあい自分らしい療養生活を送るための手引書.全てのがん共通の情報に絞り,スリム・低価格に.別冊「患者必携 わたしの療養手帳」付き.
内容説明
「社会とのつながり」「患者さんの手記」をより充実!すべてのがんに共通する情報をまとめた普及新版です。
目次
第1部 “がん”と言われたとき(診断の結果を上手に受け止めるには;がんと診断されたらまず行うこと;がんと言われたあなたの心に起こること;情報を集めましょう;がん相談支援センターにご相談ください)
第2部 がんに向き合う―自分らしい向き合い方とあなたを支える仕組み(自分らしい向き合い方を考える;経済的負担と支援について)
第3部 がんを知る(がんのことで知っておくこと;療養生活のためのヒント;用語の解説)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hamken100%
10
母ががんになり、頭の中がまっ白になった。まだショックから立ち直れないが、とにかく知らないことばかりなので色々と情報を集めている。 この本は、国立がん研究センターから出されていて、がんに関する基本的な疑問を分かりやすく教えてくれる。一瞬、患者に読ませると怖くなってしまうのではないかと躊躇したが、抗癌剤治療の副作用と、療養生活のヒントなど有用なことが沢山載っていると思ったので、母、父、姉に一冊ずつ送った。2016/07/21
黒豆
6
通院時に病院の売店で小説を買うつもりが目にとまり確認したくて思わず買ってしまう。診断、治療、療養だけではなく、経済負担や助成制度、癌の仕組み、手術、薬物療法、再発転移と多岐にわたることが記載されている。タイトル通り、がんと言われたら、まず読んでおくのに最適の本。付録の手帳も整理するのにいい。2016/01/28
Sei.Kei
1
あんまり思い出したくもありませんが、ステージⅢまでのがんになった事実を思い出してしまう本です。 この本でもっと活用しておけばよかったなと思うのは、「わたしの療養手帳」です。ノートに書いていても、あれやこれらで情報の一括管理が難しいので、この手帳を使って情報をまとめていた方が、なんやかんや便利でした。 長期入院した後も、約5年間の通院は必要になりますので、一つの手帳にまとめておいた方が、何か記録の提出が必要になった時は便利です。 その他教科書的な知識を得るのは、この本はお勧めの1冊になります。2020/11/15