内容説明
どんな優れたジャーナリストよりも、百の凡人が世界を変える時代。
目次
第1章 YouTubeを観る(YouTube依存を強めるテレビ;YouTubeをめぐるビジネス;「Dancing」が切り開いたもの;投稿者の拡大;YouTubeがカットしたもの ほか)
第2章 YouTubeで観る(YouTubeをさらに楽しむ;メタな視点;エロ表現から世界を眺める;エロ表現から日本を眺める;判断の主体 ほか)
著者等紹介
松沢呉一[マツザワクレイチ]
1958年生まれ。ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
5
著者のメルマガで受信していた内容だが。この人の細部へのこだわりには半端じゃなくて。メルマガでは分量が多すぎて読みきれなかった。これは語りおろしでコンパクトにまとまっていて、改めて読み直して、素晴らしいと感じた。2010/02/11
澤水月
4
ようつべだけでなくtwitter、tumblrにも言及しておりさすがのメハシ。語りをまとめた本なので少し飛躍があるものの、商品価値がないクズにも価値を見いだす人が世界単位なら百万単位でいる、という主張を主軸に、既存メディアの役割についても押さえ目配りが利いている。「出版人の感覚をリセット」するエピソードは興味深かった。2010/01/18
おね様
0
最近のyoutubeは宣伝多いし、少々うっとおしい。twitterのことにも触れているけどこの手のネット関係のイノベーションは1年違うだけでも全然違っていてその変遷が見られておもしろい。著者の考え・分析は一考です。2012/03/10
kaame
0
CMにつかうとか、かしこいヒトはどこにでもいるもんですね。ikeaのイメージが変わった。既存のメディアから新たなメディアの変換期の記録。10年後に読んだら笑えるか、予想通りでおどろくか。2011/03/27