内容説明
ベトナムでも知る人の少なくなったチャン・ヴァン・ザウ。1945年8月、フランスと日本による100年に及ぶ支配から解放されるとき、北部のホー・チ・ミンと呼応して起ち上がった南部の指導者。その後、教育・研究者としてベトナム近現代史の扉を開く。波乱の生涯、本邦初訳。
目次
ベトナム革命の隠れた英雄―チャン・ヴァン・ザウ教授からの聞書き(グエン・ファン・クアン(元大学教授))
一九四五年八月革命のチャン・ヴァン・ザウ氏(グエン・タイン・ティエン(ホーチミン市、師範大学歴史学科教員))
チャン・ヴァン・ザウ先生の教えをうけた日々(ファン・フイ・レー(故人、ハノイ総合大学教授、元ベトナム歴史学会長))
著者等紹介
菊池誠一[キクチセイイチ]
1954年、群馬県高崎市生まれ。学習院大学、同大学院修士課程、筑波大学大学院博士課程修了。ハノイ総合大学留学(1992~1995年)。専門はベトナム考古学、博士(学術)。元昭和女子大学教授、元東南アジア考古学会長、一般社団法人日本考古学協会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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