目次
序 写真と俳句の間―なぜ写真家は俳句に惹かれるか―岡井耀毅“対談”小松健一
1 写真家の心(カメラとの出会い―シャッターはこころで切れ;写真の昨日、今日そして明日 丹野章との対談;写真家の視点 石川文洋との対談;カメラで何を切り撮るか 竹内敏信との対談;マリナーズ・アイ展創立三〇周年記念トーク「海へ 愛をこめて…」中村征夫との対談 ほか)
2 詩人の眼(「無頼」に生きたふたり―小説家・太宰治と写真家・田村茂をめぐって;「銀河」を互いの胸に秘め―宮澤賢治の心の友・保阪嘉内;宮澤賢治 修羅への旅―樺太行を考える;石川啄木―北の旅を探る;文学を旅する ほか)
著者等紹介
小松健一[コマツケンイチ]
1953年、岡山県生まれ、群馬県に育つ。現代写真研究所研究科(第1期生)卒。新聞記者などを経てフリーの写真家に。世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族をライフワークに地球巡礼をしている。また、日本の近現代の文学、作家の原風景を切り口にした日本人の暮しと風土や、沖縄、環境問題など社会的テーマを追い続ける。『ヒマラヤ古寺巡礼』で2005年、公益社団法人日本写真協会賞年度賞、『雲上の神々―ムスタン・ドルパ』で第2回飯田市藤本四八写真文化賞(1999年)、「琉球―OKINAWA」で第23回視点賞(1998年)、歌集『春ひそむ冬』で1983年度新日本歌人協会新人賞、『決定版 広島原爆写真集』『決定版 長崎原爆写真集』で2016年度日本ジャーナリスト会議第59回JCJ賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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