国連子どもの権利条約と日本の子ども期―第4・5回最終所見を読み解く

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780719703
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0037

目次

子どもの発達と子ども期の回復のために
第4・5回最終所見に込められたメッセージ
子どもの権利条約の広報の意義とあり方
競争社会のもとでの子どものからだとこころをめぐる課題
あまりに競争的な日本の学校教育―国連子どもの権利委員会「第4・5回最終所見」をどう受けとめるか
「子ども期」の保障と31条―子どもの遊びと自由な時間の意義を考え直す
民族的少数者差別を克服するために求められているもの
あらゆる暴力からの保護とリハビリ
いじめ防止法の到達点と課題―いじめ重大事態の第三者委員会を中心に
自殺と不慮の事故から何を学ぶのか―心の安心、命の安全を
国内行動計画の何が問題か
子どもに接して子どものために働く大人の数と質の向上に最終所見を活かす―学校教職員の定数問題を中心に
「家庭を強化する」ために求められるもの―子どもの貧困に抗して、労働の民主的規制と所得の再分配を
家庭環境を奪われた子どもの権利保障
児童虐待に係わる勧告をどう実現するのか
体罰はなぜだめなのか。どうすればなくせるのか。
保育の市場化・民営化、規制緩和は子どもの権利に反する
障害のある子どもの学校教育と放課後保障
日本の子どもたちに、権利として包括的性教育の学びを!
ジェンダー領域の大きな前進 子どものセクシュアリティ形成を保障する社会へ
被爆回避を子どもの権利として確立するための第一歩―パラグラフ36を活用するための今後の課題
発達障害・子どもへの薬物使用に関する勧告の持つ重要な意味
「司法福祉」をどうバージョン・アップするのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

18
日本は国連子どもの権利条約を批准している。批准した国は定期的に国連にレポートを出さなければならない。日本はNGOもレポートを出している。それに対して国連からカウンターレポートが出される。本著は国連から第4・5回の最終所見に基づき、NGOが読み解こうとしたものである。一言で言えば国連は日本に子どもの状態の改善を求めている。しかし、日本は条約批准後、何もしようとしていないというのが現実である。むしろ悪化しているだろう。この本は、多くの人に読まれるべきものである。2020/08/18

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