内容説明
なぜ民主主義なのか。強権に抵抗する拠り所。新しい社会を創造する基点。なにより「自立した諸個人の平等なアソシエーション(協同)」のため。つまり人間であるために。
目次
1部 資本制社会と民主主義(マルクスと民主主義論;ロシア革命とレーニン「民主主義論」)
2部 二〇世紀国家の市場介入と民主主義制度(「市民社会論」と自由―民主主義;二〇世紀「現存社会主義」と市場経済化;「体制転換」―「市場経済化」と主体形成の歪曲 ほか)
3部 「二一世紀社会主義」と自由・平等・民主主義論(市場経済と自由論;市場経済と平等論;「ラディカル・デモクラシー」論と社会的制度化 ほか)
著者等紹介
芦田文夫[アシダフミオ]
1934年、京都に生まれる。57年、京都大学経済学部卒業、62年、同博士課程修了。社会主義経済論・比較経済体制論を専攻、経済学博士。62年から2005年まで、立命館大学経済学部で専任講師、助教授、教授、現在は名誉教授。創設いらい半世紀、京都労働者学習協議会で講師活動、会長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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