出版社内容情報
介護福祉問題の原因の克服策及び結果の緩和策の究明!介護福祉問題の原因の克服策及び結果の緩和策の究明!
竹原 健二[タケハラ ケンジ]
著・文・その他
内容説明
本書は、科学方法論に基づき、しかも国連機関が推進している人間開発の視点に基づいて及び従来の介護福祉論が究明していなかった高齢者の多様な潜在能力に対応した公的責任及び具体的権利による必要充足の原理に基づいて、老人福祉及び介護保険等を利用している高齢者に対する人間らしい健康で文化的な生活手段(老人福祉サービス及び介護保険サービス等)の保障と高齢者の潜在能力の維持・再生産・発達・発揮の保障を究明し、しかもアソシエーション(association)社会における介護福祉も展望している。
目次
1 はじめに
2 人間(高齢者)開発と介護福祉(人間(高齢者)の欲求及び要求と介護福祉の特徴
人間(高齢者)開発及び発達の介護福祉学
センの福祉論)
3 介護福祉利用の高齢者の生活水準(効用・基本財・ケイパビリティ・アプローチの特徴と問題点;ケイパビリティ・アプローチに基づく介護福祉の課題)
4 介護福祉の基本問題(矛盾)と課題(介護福祉の概念規定;本源的規定における介護福祉の使用価値の支援(労働)行為
歴史的規定における価値・剰余価値の介護福祉 ほか)
著者等紹介
竹原健二[タケハラケンジ]
社会福祉研究者。1950年鹿児島県生まれ。著書『障害者福祉の基礎知識』(筒井書房)、『障害者の労働保障論』(櫂歌書房)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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