目次
第1部 裁判と憲法を読みとく(裁判のあり方;裁判の独立と裁判官の独立;裁判所は何を裁くところか;司法制度改革で裁判はどう変わったか;人権を守るための憲法)
第2部 社会問題として判決を読みとく(社会を変える違憲判決;国民の意思を正しく反映する選挙とは;冤罪なのか、誤った裁判なのか;朝日訴訟・堀木訴訟から見る社会保障制度;プライバシーの保護と個人情報活用の規制;歴史から学ぶハンセン病差別の構造;死刑はやむをえない刑か;長時間労働と過労自殺を止めるには;騒音公害の差止め請求の成果と課題;人間らしい最期と安楽死・尊厳死;母は誰?不妊が多い中の代理出産;夫婦家族の多様化と夫婦別姓;事実婚の子は相続で差別されるのか;国籍がないだけの外国人が持たない権利;なぜ「無戸籍」の子がうまれるのか)