内容説明
ベトナムにおける日本語教育の実情や歴史、ベトナム語母語話者への日本語教育上の問題点等について、著者が2000年以降に、その時々の関心や必要から書いた文章を集めた。
目次
1 ベトナムの日本語教育―歴史の流れのなかで(ベトナムの日本語教育、70年代と今―ハノイとナムディンでの経験を中心に;学習者の専攻・進路との関連で見たベトナムの日本語教育―貿易大学の現状を中心に;日仏共同支配期のベトナムでの日本語教育―ベトナム日本語教育史のためのノート;ベトナム日本語教育史および日越留学交流史のためのノート)
2 ベトナム語母語話者の傾向と方策(学習者の作文から見たベトナム語母語話者の日本語学習上の困難点―学習者の実情に合った教材の作成をめざして;日本語文型理解の困難点―ベトナム在住ベトナム人学習者の場合;『ベトナムで学ぶ学生のための日本語教科書(初級)』作成の試み
日本語教育教材の位置づけとその作成のための条件―ハノイとナムディンでの経験を中心に)
著者等紹介
宮原彬[ミヤハラアキラ]
1940年東京生まれ。貿易大学(ハノイ)(1973‐1977、2006‐2009)、長崎総合科学大学(1981‐1994)、東京大学(1994‐1997)、長崎大学(1997‐2006)、日本語日本文化学院(ナムディン)(2009‐2011)、TOCONTAP SAIGON JSC(ホーチミン市)(2013‐2014)等で日本語教育に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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