内容説明
全国各地に、賢治の精神を受けつぎ、その心を伝えようとしている“賢治の地”がある。長年にわたって賢治を訪ねる旅のガイドもしてきた著者が、その足でまとめた、宮沢賢治へのこころ旅の集大成。
目次
第1章 大師のみ旨成らしめ給え―京都・比叡山と賢治
第2章 かなしみはちからに…賢治二五歳の旅立ち―東京と賢治
補章 東京にある賢治ゆかりの地
第3章 北辺の地の銀河鉄道…それぞれの志をのせて―北海道・穂別の賢治
第4章 被災地へ「行ッテ」―賢治と石巻
第5章 津波ニマケズ―三陸海岸と賢治
第6章 輝く宇宙の微塵となりて―陸前高田・東山と賢治
第7章 音楽はかとうじ山にこだまして―柴波と賢治
第8章 友情は山なみをこえて―賢治と山梨・秩父
第9章 花巻・遠野ところどころ
第10章 盛岡、その周辺ところどころ
著者等紹介
三上満[ミカミミツル]
1932年、東京生まれ。1955年、東京大学教育学部卒業。その後、東京都文京区立第一中学校、葛飾区立大道中学校教諭を経て都教組委員長、全教委員長、勤医会東葛看護専門学校長など歴任。2003年には『明日への銀河鉄道―わが心の宮沢賢治』(新日本出版)で、第18回岩手日報文学賞・賢治賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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