老学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 142p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784780709018
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0037

内容説明

現世の高齢者たちは、長寿の妙薬を得たにも関わらず、長寿であるが為の喜びに浸ることが適わず、長寿なるが為の「生きる」苦悩を味わうことになっている。高齢者「老い人」とは、どのような生体で感覚的に捉えれば、老い人たちの存在を斟酌することが適い、如何様な余寿命を存えることが、幸いとされるものなのかと思案し、その結果、つれづれに思うが侭に綴った。

目次

1 懐古的老人―以前明治・明治・大正・昭和一桁世代(長寿一〇〇歳の方が急増!;「老い」と「老う」;「老う」とは ほか)
2 無碍的老人―昭和10年世代―戦後の混乱期を経て(時勢に翻弄された青春期;時勢に翻弄された親世代が育てた老人層;無碍な老い人たち ほか)
3 自在趣向的老人―団塊(独我)世代から(親世代との乖離する独我層;団塊世代の持ち味;団塊世代の悲哀 ほか)

著者等紹介

川上正夫[カワカミマサオ]
1937年生まれ。福祉関連専門学校顧問、短大、大学、生涯学習講座にて高齢者福祉(特に死生観、福祉と宗教)の講義(一般教養)。日本認知症ケア学会、日本精神衛生学会、日本ソーシャルワーカー協会などにてセミナー(会員研修セミナー)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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