内容説明
本書では、筆者など地域の子どもが成長を遂げる過程で、人間性や資質や社会性などの獲得において決定的な役割を担う家族(筆者の場合は「藤蔵家」)や「自然村」(加賀沢)などの基礎集団、「自然村」の合併で新たに誕生・発足した「行政村」(下川大内村)がどのような存在であったのか、筆者の個人史、「生活史」の視点で、「藤蔵家」や加賀沢や下川大内村で体験・体感したことを想起し、心象を再現し、改めて検討・検証する。
目次
プロローグ―家族と集落の生活史
第1部 「行政村」編(人間発達の集団構造―家族と「自然村」「行政村」;離郷後の個人史 ほか)
第2部 「自然村」編―「生活史」の基盤としての加賀沢(「自然村」としての「ムラ」「部落」「集落」;「自然村」・加賀沢の成り立ち ほか)
第3部 家族編―「藤蔵家」の人間模様と「生活史」(「藤蔵家」の家族;父と母のこと ほか)
著者等紹介
田口正己[タグチマサミ]
1938年秋田県生まれ。1964年立正大学大学院修士課程修了(社会学専攻)。立正大学社会福祉学部教授、社会福祉学部長を経て、立正大学名誉教授、千葉県自治体問題研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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