内容説明
素数から世界一美しい数式まで数と数式がわかる決定版!!
目次
1 素数の世界(素数とは、自分自身と1でしか割り切れない数;素数は気まぐれにあらわれる ほか)
2 ルートと無理数(数には、有理数と無理数がある;0.999999…は、1である ほか)
3 無限につづく数式(レンガを積み重ねて、横にどこまでずらせるか;無限の足し算をしても、答は無限とは限らない ほか)
4 オイラーの等式(世界一美しい数式「eiπ+1=0」;ネイピア数eは、お金の計算から生まれた ほか)
著者等紹介
木村俊一[キムラシュンイチ]
広島大学大学院理学研究科教授。Ph.D.。1963年、大阪府生まれ。東京大学理学部数学科卒業。専門は代数幾何。主な研究テーマは、モチーフ理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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R
31
わかりやすい数学のとっかかり本でした。有理数無理数、素数、虚数といったメジャーなそれこれの神秘を説明して、そこに挑んだ様々な数学者たちの予想や、それを裏付ける式を紹介。考えてみれば当たり前だけど、虚数iを累乗していくと、-1と1とiと-iと行ったり来たりするのがなんか新鮮だった。大半がオイラー凄いに終始してしまうことになるが、それだけ偉大な数学者だと改めて思い知る一冊。2021/05/22
spatz
7
新しい数学の知識を得られた!中1男子2021/03/12
KenYa
5
5科目の中で数学が最も好きなので読んでみました。 感想:この本を見かけたとき、「最強に面白い!!」とタイトルに記されているのが見えて『センスに欠けるなぁ。俺なら「図解でわかる! 数学 」とかにするけどなー?』と考えていたけれど、巻末の著者のプロフを見てみたら年配の方で大学教授をやってるみたいです。なので、親しみやすさを優先させたのかなーと、考えちょっと納得しました。次に中身なんですけど、素数についてがわかりやすかったです。例えば二次式「n^2-n+41」はnが1〜40のとき全て素数になるとか。2021/01/08
ゆき
1
世界一美しい数式と数学の先生が言っていた理由が少しわかったが、感動するところまでいけなかった…。もう少し勉強しよう。2020/11/13
縁川央
0
カメラの絞りの話が興味深かった。2025/01/20