美人画で味わう江戸の浮世絵おしゃれ図鑑

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美人画で味わう江戸の浮世絵おしゃれ図鑑

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780428179
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C2071

出版社内容情報

★ 鑑賞がもっと楽しくなる

★ 時代を読み解く

★ ファッションの解説&豆知識

★ 流行の模様やこだわりの小物、
  作品に込められた「粋」の美意識……
  鑑賞がもっと楽しくなる豆知識を添えて、
  ファッションへのこだわりを解説します。


◇◆◇ 著者からのコメント ◇◆◇

浮世絵の重要なジャンルに麗しい女性を描く
「美人画」があります。
画中の女性たちの多くがまとうのは、
主に現在の着物の原型となった「小袖」。
もちろん当時流行のデザインです。
浮世絵が創生され隆盛をみた江戸時代は、
日本の服飾文化も大きく花開いた時代でしたから、
浮世絵にはあらゆる色や模様の小袖が男女を問わず
愛されていた様子が描かれました。

本書は、浮世絵を通して江戸時代のおしゃれ事情を
のぞいてみようというものです。
愛らしい日傘をさした町の少女、
格式あるモチーフを散りばめた武家の女性、
ひねったデザインも好んだ遊女など、
人々がそれぞれの立場でファッションを楽しむ姿に
触れていただけることでしょう。

またおめでたい模様や古来愛された意匠など、
歴史や物語を持つ模様をまとう人々の姿は、
日本文化の豊かさも伝えてくれます。

最後に、本書は太田記念美術館が所蔵する
保存状態に優れた名品を多数収録しています。
時代を築いた絵師たちの筆の冴えも、
是非、存分に味わってみてほしいと思います。

太田記念美術館主幹学芸員
赤木 美智


◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

☆第1章 町の女性
* 林屋お筆
* 飛鳥山花見
* 婦女人相十品 文読む女
* 蚊帳を吊る美人
* 朝顔の三美人
・・・など

☆第2章 武家の女性 
* 梅やしき
* 風流略六芸 生花
* 御奥の弾初
* 打掛を直す美人
* 江戸名所百人美女 いひ田まち
・・・など

☆第3章 花街の女性 
* 美人遊歩図
* 美人立姿図
* 巴屋店先図
* 桜下花魁道中図
* 扇屋見世略 はしたて あやこし はなひと
・・・など

☆第4章 男性の装い 
* 風流うたひ八景 絃上の夜雨
* 当世遊里美人合 叉江
* 橋上の行交
* 御あつらへ三色弁慶
* 月百姿 烟中月
・・・など

☆第5章 模様をまとう 物語をまとう
* 傘をさす美人
* 逢妓八契 富ヶ岡の時雨
* 柳下美人
* 風りう花暦 撫子
* 風流花暦 女郎花
・・・など

内容説明

流行の模様やこだわりの小物、作品に込められた「粋」の美意識―鑑賞がもっと楽しくなる豆知識を添えて、ファッションへのこだわりを解説します。

目次

第1章 町の女性(林屋お筆;飛鳥山花見 ほか)
第2章 武家の女性(梅やしき;風流略六芸 生花 ほか)
第3章 花街の女性(美人遊歩図;美人立姿図 ほか)
第4章 男性の装い(風流うたひ八景 絃上の夜雨;当世遊里美人合 叉江 ほか)
第5章 模様をまとう 物語をまとう(傘をさす美人;逢妓八契 富ヶ岡の時雨 ほか)

著者等紹介

赤木美智[アカギミチ]
1977年徳島県生まれ。太田記念美術館主幹学芸員。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は江戸の絵画史。太田記念美術館にて「広重ブルー」「江戸の恋」「江戸にゃんこ‐浮世絵ネコづくし」などの展覧会を担当。さまざまな角度から浮世絵の魅力を掘り下げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pohcho

56
浮世絵を女性ファッション誌風に解説。縦縞は細身のスタイルが好まれたから、渋い着物に華やかな帯で差し色など現代にも通ずるところがあるなと思う。なぜかお守りを髪に挿す男性(それがお洒落だったそうでちょっと可笑しい)市松模様は今でも使う言葉だけど人の名前だったんだ。見て楽しいし、読みものとしても楽しい一冊。2023/12/13

ブルちゃん

35
すごい!江戸時代おしゃれ!限りある中での着こなし。柄柄柄。帯でかい、頭でかい、足寒そう。でも女性は美しい。2023/10/19

みさと

3
浮世絵に描かれた、江戸時代に流行したおしゃれ事情。デザイン、髪型、アクセサリーなどこだわりの小物など。作品に込められた「粋」の美意識。愛らしい町娘、格式あるモチーフをちりばめた武家の女性、ひねったデザインも好んだ派手な遊女。もちろん江戸ダンディーの男性も登場。それぞれの立場で思い切りおしゃれを楽しむ人々が登場する。おめでたいとされた模様、古来より愛された意匠、物語や歴史を表す模様、色遣いもデザインも目を見張らずにはいられない。日本文化の豊かさがここに。浮世絵鑑賞がもっと楽しくなる豆知識も添えられている。2024/01/16

月と星

2
★★★★当時のアクセサリーは一点物かな?だからこそ,センスが光るのかもしれない。浮世絵が色美しく現存していて良かった。2023/10/20

kaz

1
浮世絵を観る時の視点が、また一つ増えた気がする。図書館の内容紹介は『浮世絵を通して江戸時代のおしゃれ事情を紹介。流行の模様、小物、作品に込められた「粋」の美意識など、鑑賞がもっと楽しくなる豆知識を添えて、ファッションへのこだわりを解説する』。 2024/01/13

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