出版社内容情報
伝統的な和楽器の歴史からそれぞれの楽器の特徴などを知ることができる。鑑賞やポイントや基礎知識を紹介。QRコードで音色も聴ける。
内容説明
悠久の歴史を紡いできた独自の音楽と舞。古典芸能の世界に触れ、魅力を知り、見識を深めることができる充実の一冊。
目次
第1章 雅楽の基本(雅楽とは?;演奏の種類と特徴 ほか)
第2章 舞台と鑑賞のポイント(雅楽の舞台;舞人の数 ほか)
第3章 知っておきたい名曲(青海波;蘭陵王 ほか)
第4章 歴史に見る雅楽の伝統(日本の雅楽のルーツ;正倉院の楽器 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skr-shower
2
図書館電書。初心者入門編。筝は経験あるが、篳篥とショウが演奏してみたい。YouTubeとQRコードで便利な世の中になった。2022/11/05
たけとり
2
資料本として最適。源氏物語や枕草子に出てくる楽曲がほぼそのまま現代にも伝わっているのって凄い。楽器紹介ページではQコードを読み込むとその楽器の音色が確認できるようになっていて、現代ならでは。読んでいて気になる雅楽も、You Tubeで検索するとすぐ見られるので、便利な時代ですなぁ。しかし青海波の詠を小野篁が手掛けているという説があるのは知らなかった…。2021/07/12
芙蓉葵
0
カラーの写真も多く、トピック毎にまとめているので集中して読める。楽器については学校の音楽の時間に多少は触れるが、衣装や舞台などはノータッチだと思うので、新鮮な気持ちで読むことができた。使用する道具の説明や主な舞楽の曲目など、曲の雰囲気やいつ演奏されたかなどが知ることができて大満足だった。2024/10/11
鴨の入れ首
0
雅楽に関する基礎知識を写真入りで紹介してくれる入門書です。雅楽は一般的に日本人大衆には全く馴染みがなく、私自身もその存在は知ってはいたものの演奏風景などはほとんど見聞したことはありませんでした。せいぜい神社での神楽か神前結婚式ぐらいしか見聞することはないであろう雅楽を、素人初心者にも分かりやすいように解説してくれるのは非常にありがたかったです。2024/02/27
なをみん
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Kindle Unlimited にて。雅楽について基本の基本が教科書的に読めました。鑑賞のポイントとか豆知識とか入門書としてはわかりやすい。カラー写真が多くて雰囲気も伝わりました。雅楽の世界を更に知るべく他の本も読んでみたいと思いました。2023/08/01