コツがわかる本<br> 落語キャラクター絵図―厳選40席の楽しみ方

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コツがわかる本
落語キャラクター絵図―厳選40席の楽しみ方

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780423624
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C2076

出版社内容情報

★ 知っているともっと楽しめる!

★ あらすじはもちろん、背景や設定も
イラストで分かりやすく解説します。


◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆

私の父は十代目金原亭馬生、
祖父は五代目古今亭志ん生、
叔父は三代目古今亭志ん朝。
落語家に落語にそして落語関係の
本に囲まれた生活でした。

大人になってからは、父馬生の運転手兼
マネージャーを父が亡くなるまでしていました。
ですからそれまでは、「落語」という文化を
特に意識せずに生きてきたのです。

父が亡くなり落語の世界から暫く離れましたが、
何かさっぱりした気分でした。
子育てもひと段落した頃から、
また落語が聴きたくなり、父や祖父、
叔父の噺に聴きほれ、落語の魅力を再確認。

落語はセリフや所作で、
登場人物の気持ちや雰囲気、
その場所の空気感までも表現する芸です。
各演目の大筋は決まっていますが、
それをどう演出するか、時代に合わせて
どうアレンジするかは演者次第ですから、
同じ演目でも変わってきます。
それがわかると落語をさらに楽しむことができます。

落語は語る芸ですが、イラストと文章で
「落語を見る」本にしてみました。
キャラクターのイラストとあらすじで、
想像をたくましく働かせて、
新しい楽しみ方を発見してください。

落語という日本の庶民文化を通して、
昨今、忘れてしまいつつある日本人の持つ人情、
心の機微などを楽しみながら
見直してみませんか。

日本文化推進企画代表理事
美濃部 由紀子


少年の頃、ラジオから流れてくる「落語」、「漫才」、
「浪曲」は家族でよく聞いたものです。
それがその時代の娯楽の主流だったので、
子供心には解らないことがあっても
ワーワァ笑っていた気がします。
なんの娯楽もない時代だったのです。

大人になりすべてに追われ、
それどころではない時代が続いて、
やがて今となり「落語」に再会し、
その世界に前とは違った面白さを発見して、
そのツボにはなりました。

聴く私たちに豊なイメージを広げてくれる
噺家さんが沢山いらっしゃいます。
そのような方を「名人」というのではないでしょうか。
皆に愛され残っていくのが
「古典落語」だと思います。
私の画のイメージは…、
と聞かれるとまだまだお恥ずかしい。

「落語」はもちろん、登場人物やストーリーも
大きな魅力ですが、 人間とは何か、
その業はと、笑いに包んで問いかけてくれる。
ワハハッと聴き過ごせばよいのだが、そうはいかない。
「落語」の奥深さはすごい。

今は笑いが

内容説明

知っているともっと楽しめる!あらすじはもちろん、背景や設定もイラストで分かりやすく解説。

目次

1 江戸っ子の心意気(井戸の茶碗;三方一両損 ほか)
2 江戸の色恋・廓遊び(品川心中;明烏 ほか)
3 江戸っ子の日常生活(火焔太鼓;猫の皿 ほか)
4 親子・夫婦・若旦那ほっこり話(親子酒;舟徳 ほか)
5 江戸っ子の遊びあれやこれや(花見の仇討;花筏 ほか)
6 江戸の町はモノノ怪がいっぱい(王子の狐;らくだ ほか)

著者等紹介

美濃部由紀子[ミノベユキコ]
五代目古今亭志ん生の長男、十代目金原亭馬生の次女として台東区谷中に生まれる。実の姉は池波志乃、長男は二つ目金原亭小駒。一般社団法人日本文化推進企画を設立

辻村章宏[ツジムラノブヒロ]
大阪府出身。阪急百貨店企画宣伝部を経てフリーに。絵本、流通、ファッション、イベント等様々なジャンルのイラストレーション、ポスターデザインを手がけ、多数の受賞歴を持つ。元・日本グラフィック協会会員。ICOGRA‐DA会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナクマ

25
落語演目40席の、端的かつ上手な抄録と図解(というほど分かりやすくはない挿絵)。著者は五代目志ん生の孫にして十代目馬生の二女(志乃の妹)◉現実の寄席では、往時の物語世界をグッと身近なものにさせる語りや仕草の妙技/名人芸を楽しみ、空想の世界で浮遊感にひたるもの。して本書は、想像力の要るそのお噺を、要約して活字に置き直したもので、さらに一段、想像力が必要。◉現実からどんどん遠ざかる読後感からは、焚き火のリアル醍醐味→焚き火YouTuberの体験録→ステイホーム視聴、という遠隔感を感じたり。なんだこの感想。2021/03/18

姉勤

22
著者は、古今亭志ん生を祖父、十代目金原亭馬生を父、志ん朝を甥、池波志乃を妹、息子は二つ目の小駒という落語一家に生まれながら、落語にあまり興味がなかった、というより自然すぎた様で。今の寄席でかかるメジャーな噺40本のあらすじをカラーイラストで彩る、落語紹介本。父である先代馬生師の様な柔らかい口調の様な文章とPOPなイラストが馴染む。自分のような噺のスジをもう知ってしまって居る人間には豆知識やバックグラウンドに目に行く。寺小屋の授業料と髪結(美容院)が意外と高額だったのは勉強。2022/04/17

ぬらりひょん

8
ところどころに挟まれている「江戸瓦版」がおもしろい。落語によくくず屋さんとか出てくるが、江戸時代のリサイクルは徹底してたらしい。女性の抜け毛も買い取ってくれた(「おちゃない」)。髪を結うときのかもじの材料になるとか。江戸の庶民の7割が長屋住まい、究極のミニマリスト。ここまでやらないと地球温暖化は防げないんじゃないか?2024/01/05

toshi

8
落語の世界の時代背景や文化など解説した本。 これを読めば落語の内容がさらによく理解できます。 でも、この本のメインは落語のあらすじ。 ほとんどが知ってる話ということも有るのかもしれないけど、落語はあらすじだけ読んでも面白くない。 でも知ってる話でも聞くと面白いというのは、ストーリではなくその演者による演出の面白さなんです。 サゲが本当に面白い落語って聞いたことないし・・・。2020/09/25

su☆ma

7
★3(図) こちらも落活福袋から(を読み終われず館またぎ)。筆者は池波志乃さんの妹さんだという。噺家一族のご令嬢だったんだ。キャラクターや40席のことに撤してもらえたので読みやすかった。随分落語色づいた年明けになったな。2023/02/11

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