出版社内容情報
★ 落とさず勝つ! ! レシーブの極意を身につけて、ライバルに差をつけろ!
★ 「ディグ」&「レセプション」のテクニックから、トスでの「攻撃参加」、コート外との「連携」まで!
★ 元「日本の守護神」が教える「上達」のバイブル! !
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
リベロ制度が採用されたのは、1998年。
今から20年ほど前のことです。
小学2年からバレーボールをはじめ、ずっとアタッカーだった私が、初めてリベロになったのは大学1年の時(2000年)でした。
当初は、守備の要であるリベロというポジションの重圧がのしかかり、
どうしたらチームの勝利に貢献できるか、悩む日々を送っていました。
コート上に一つしかないポジションをつかみ、試合に出るために必死で技術力を磨いてきました。
けれども、年齢を重ねるとともに私はあることに気が付きました。
リベロというポジションは、個人の技術力だけを磨いても、試合に勝てない。
個の技術力には、限界がある、と。
バレーボールは、ボールをつなぐ競技です。
チームの1人1人がそれぞれの役割を全うし、組織的な動きをそろえることが、強いチームの要素となります。
コートで組織的な動きを統括するのが、私はリベロというポジションだと思っています。
リベロは、コートの中と外をつなぐ重要なポジションでもあるのです。
この本では、コートのキーマンであるリベロの能力が上がるコツをまとめました。
たとえ個人スキルが長けていなくても、ディグやレセプションは上げられます。
1本でも多くディグやレセプションを上げたいと葛藤しているリベロの皆さんにぜひ読んでいただきたい1冊です。
ディグは、ボールがきた瞬間に勝負が決まるのではなく、仲間が打つサーブやブロックまでの通過点で決まります。
目の前のことに全力を尽くすことが、結果的にチームワークを生み出し、得点につながるのです。
その中心となるのが、リベロというポジション。
リベロの皆さんがこの本を読んで、今以上にバレーボールが面白くなるような手助けになれば、幸いです。
酒井大祐
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
この本では、バレーボールの守備専門のポジション・リベロが上達するためのポイント50を紹介しています。
リベロの役割や、タイプ、ルールからディグやレセプションの基本フォームとテクニック、
それらを成功させるポイントを解説しています。
さらに守備率が上がるフォーメーション、練習法、トレーニング方法など、リベロに関する知識を一通り網羅しています。
各ページには、紹介しているポイントをマスターするために必要なコツが散りばめられています。
理解を深めるために必ずこちらもチェックしてください。
さらに巻末には、リベロに関わるルールや、試合で役立つQ&Aを掲載しています。
ぜひ頭の中に叩き込み、ここで覚えたテクニックや戦術をコートで活かしていきましょう。
酒井 大祐[サカイダイスケ]
監修
内容説明
落とさず勝つ!!レシーブの極意を身につけてライバルに差をつけろ!ディグ&レセプションのテクニックからトスでの攻撃参加、コート外との連携まで!元「全日本の守護神」が教える上達のバイブル。
目次
1 リベロとしての能力を伸ばそう!
2 基本のディグをレベルアップ!
3 基本のレセプションをレベルアップ!
4 リベロのプレーの幅を広げる!
5 ディグの組織プレーを確立する!
6 レセプションの連携を高める!
7 ディグ力がアップする練習法
8 レセプション力がアップする練習法
9 ディグ&レセプション力がアップするトレーニング
10 リベロのルールQ&A
著者等紹介
酒井大祐[サカイダイスケ]
元全日本男子バレーボール選手(サントリーサンバーズ)。福島県原町市(現・南相馬市)出身。小学2年からバレーボールを始め、相馬高、東海大学に進学。大学1年からリベロへ転向した。卒業後はJTサンダーズに入団し、2004年ユニバーシアード代表、2010年世界選手権、2015年ワールドカップで全日本の守護神として活躍。その後、サントリーサンバーズに入団。長期活躍選手としてVリーグ栄誉賞、ベストリベロ賞、サーブレシーブ賞を受賞してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。