出版社内容情報
中高年で剣道をしている人の大きな目標が「昇段」。体力の衰えを補い、しっかり打って昇段を勝ち取るには、動けるカラダ造りが近道。中高年で剣道をしている人の大きな目標が「昇段」。
体力の衰えを補い、
しっかり打って昇段を勝ち取るには、
動けるカラダ造りが近道。
審査に直結した上達指南で壁を乗り越える!
何が足りないか、何を意識すべきか、
そのポイントと効果的な稽古法がよくわかる!
「剣道」は面や小手、胴などの剣道具を着用し、
竹刀を用いて1対1で打突し合う「武道」です。
稽古を続けることによって、
心身を鍛錬することができ、
子どもはもちろん大人になっても
続けられる競技として広まっています。
2016年の剣道人口は、
有段者登録数だけで1,845,243人(うち女子は541,087人)にものぼり、
剣道を通じて技を磨くだけはなく、
人間形成を学ぶため、
多くの人が日頃の激しい稽古に励んでいます。
本書は昇段審査四段・五段に合格するために
必要な正しい姿勢や動作をマスターするための
トレーニング解説本ですが、
これから剣道をはじめる方や三段以下の方の
基本稽古として対応しています。
また、五段以上の方の正しいフォーム動作の
意識づけ練習法としても活用できます。
この本を手に取った方々が、
「武道」としての剣道を学びつつ、
剣道の奥深さや文化性を
理解する一助となれば幸甚です。
この本では、剣道の昇段審査に合格するために必要な技術や考え方、
さらに練習方法を紹介している。
基本的な技術から試合で使える応用技、
日頃から実践できる稽古・トレーニングまで、
さまざまな種類を順序良く身につけることでレベルアップができる。
また剣士として必要な技術や体力・筋力的な要素に加え、
四段・五段に合格するための考え方を学ぶことができる。
最初から読み進めることが理想だが、
「ここが気になる」「どうしてもマスターしたい」というテクニックがあれば、
そこだけをピックアップすることもできる。
各項目に技術をマスターするための
「コツ」と「ポイント」をあげているので、
じっくり読んで取り組んでみよう。
高橋 健太郎[タカハシ ケンタロウ]
監修
内容説明
何が足りないか、何を意識すべきか、そのポイントと効果的な稽古法がよくわかる!
目次
第1章 基本の姿勢・構え(適正な姿勢から構えをつくる;安定した足構えから自然体に構える;目線を意識して構えをつくる ほか)
第2章 打突力を強化するトレーニング(冴えのある打突をトレーニングで身につける;振りおろしと踏み込みを一致させる;刃筋を意識して真っ直ぐ打つ ほか)
第3章 昇段審査対策の稽古(昇段審査を乗り切る体と心をつくる;攻め足を左足と連動させる;安定した状態で姿勢を維持する ほか)
著者等紹介
高橋健太郎[タカハシケンタロウ]
教士七段。関東学院大学剣道部副部長。1972年生まれ。巣鴨高校から横浜国立大学へ進み、同大学大学院修士課程、日本体育大学大学院博士課程を修了。全国高校総体、全日本学生剣道選手権大会、全日本教職員剣道大会等へ出場。現在は関東学院大学理工学部理工学科健康スポーツ計測コースにおいて准教授を務めている。トレーニングの観点から剣道のスキルアップを目指す指導を行い、トレーニングコーチとして日本代表チームや全日本剣道連盟強化訓練講習会に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。