まなぶっく
一冊で差がつく!将棋上達のコツ50―勝ち方がわかる本

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784780418842
  • NDC分類 K796
  • Cコード C8076

出版社内容情報

小学校中学年?高学年の将棋に取り組んでいる子どもに向けて将棋で勝つための1冊。めざせ名人!

必ず知っておきたい基本と
「対局で勝つ」ためのポイントを
わかりやすく解説します

序盤
定跡と囲いを覚えて強い陣地をつくる

中盤
手筋と格言で駒の動かし方をマスター

終盤
詰め将棋を通して確かな寄せが身につく


**********
目次
**********

◎ 第1章
将棋は礼に始まり、礼に終わる

◎ 第2章
将棋に勝つための「基本」を知ろう
◆1 最初の一手は何か?
◆2 飛車の位置、居飛車と振り飛車
◆3 なぜ“王"を囲わないといけないのか?
◆4 陣形のバランス

◎ 第3章
手筋と格言で将棋に強くなる
手筋を覚えて棋力アップ
◆1 桂、香、金、銀、角、飛の手筋
◆2 歩、玉の手筋
◆3 格言いろいろ

第4章
詰め将棋10題
なぜ詰め将棋が棋力アップにつながるのか!


◆ ◇ ◆ はじめに ◆ ◇ ◆

現在の将棋がほぼ完成したのは、
織田信長などが活躍していた
戦国時代(1467年の応仁の乱から1573年に室町幕府が滅びる)という
遠い昔の頃とされています。

今から約500年前の人たちが、
今と同じように将棋盤という81のマス目の上に
8種類40枚の駒を並べ、
相手の玉(王)を取るための闘いをしていたのです。

こんな長い間に渡って、
人々に親しまれてきたというだけでも
将棋というゲームの奥の深さが
わかってもらえるでしょう。

駒の動かし方などのルールさえ覚えれば、
幼稚園に通う小さな子どもでも指すことができます。

また、70年以上に渡り
将棋を趣味(しゅみ)にしている
80歳、90歳という高齢者の方もいます。
将棋は5歳の子どもと90歳の人が戦うことのできるゲームなのです。

この歴史や世代の幅だけでも
将棋には奥深さがあります。

本書は、すでに将棋のルールを知っている子どもたちの、
「さらに強くなるためには、どうしたらよいのだろうか」
という気持ちにこたえられるよう制作しています。
「なぜこの手を指すのか?」という「なぜ」を考えたり、
手筋や定跡という実践に役立つことを「格言」などで紹介しながら
説明しています。

本書を手にしていただき
将棋のおもしろさにもっと気づき、
より強くなってもらいたいと願っています。

監修 九段 屋敷 伸之(やしき のぶゆき)


※ 本書は2009年発行の
「めざせ名人! 将棋で勝つための本」
を元に加筆・修正しています。

屋敷 伸之[ヤシキノブユキ]
監修

内容説明

必ず知っておきたい基本と「対局で勝つ」ためのポイントをわかりやすく解説します。

目次

第1章 将棋は礼に始まり、礼に終わる(盤上の戦い、将棋の世界;将棋の舞台は9×9=81のマス目、この中で指し手の想いがぶつかり合います;強くなるために「礼儀」を学ぼう;将棋の聖地・千駄ヶ谷)
第2章 将棋に勝つための「基本」を知ろう(最初の一手は何か?その手を指す理由を知っておこう;飛車の位置、居飛車と振り飛車―ゴキゲン中飛車;陣形のバランス)
第3章 手筋と格言で将棋に強くなる(桂、香、金、銀、角、飛の手筋;歩、玉の手筋;格言いろいろ)
第4章 詰め将棋10題(1手詰め;3手詰め)

著者等紹介

屋敷伸之[ヤシキノブユキ]
昭和47年1月18日生まれ、札幌市出身。昭和60年、第10回中学生名人戦優勝。同年、6級で五十嵐豊一九段門下に入る。昭和62年初段、63年四段、平成2年五段、3年六段、8年七段、14年八段、16年九段。平成元年、第55期「棋聖戦」に最年少、最低段でタイトル戦に初登場。2年、第56期「棋聖戦」で18歳の史上最年少タイトルホルダーの記録。1期防衛。7年、第14回「全日本プロトーナメント」優勝。9年、第68期「棋聖戦」で復位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いろ

9
「囲い方の勉強をもっとしたくなった。」と息子が言っていたのを,いつも母(私)1人で行く遠くの図書館で思い出したけど,将棋知識皆無の母(私)には,本選びの力はなくて,仕方ないから息子とよく行く図書館にはなさそうなこの本をセレクト。夫には「全般的に分かりやすく書いてあるけど,「囲い」について詳しく,ではないかもねぇ。」とダメ出しされたが,9歳男児は「大丈夫,これも面白い。」と優しい言葉をくれ,隙間時間に本棚前に座ってはちょこちょこ読んでいた^^2017/12/26

私的読書メモ3328

2
対象者を表紙でわかるようちゃんと明記して欲しい、またそもそもちゃんと想定しているのか、という点が気になりましたが、それを置いておくと、ひとまず要所を過不足なく抑えた良い本かと思います。初心者の子供向けだと思いますが、それにしては初めから囲いの話をするのはあまり良くないように思います。ゲームの流れに沿ったのでしょうが、囲いは最後に回すべきではないでしょうか。他は手筋や詰将棋の選択といい格言の多用といい、とても良かったです。2022/07/28

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