出版社内容情報
身近に手に入りやすく、安心・安全なハーブ・スパイス(香草や一部野菜を含む)を紹介。★ 身近な和洋の薬草・香草、香辛料を上手に使いこなすための組み合わせ事典
旬の食材にプラスして香りや風味を引き立たせる・・だけではないんです!
体質や体調に合わせて日々の食事で取り入れたいハーブ&スパイス50種
◆◇◆ はじめに ◆◇◆
私たち人間にとって、心身ともに「健康」であることは、永遠のテーマではないでしょうか。
現代は医療も発展し、病院も身近にあり、医薬品も溢れています。
しかし、私たちの体からは一向に病気がなくなりません。
心の病も増え続けています。
もしかしたら、私たち人間は、自分たちの心と体を病気へと向かわせてしまう、
何か摂理に反したことをしているのではないでしょうか。
かつて、古代の人間たちは医療のない時代に、人間も自然界の一部、人間も自然と同じ摂理で成り立っていて、
その理に沿った生活をしていれば健康に生きることができると気がつきました。
季節、環境、考え方や飲食物は、対応や選択次第で、人間にとって毒にも薬にもなり得るということです。
現代病といわれるアレルギー疾患や心身症が広がる今こそ、
数千年の間、蓄積されてきた先人たちの経験と検証に裏付けされた知恵を生かしてみることも大切ではないでしょうか。
「整体観念」(自然と人間は一体である)、
「薬食同源」(薬と飲食は同じ源である)。
一人ひとりが自分の体質や考え方に気づき、
それに合わせて生活や飲食を整えることで、
病気から解放され「健康」な日々が過ごせることを願っています。
幸食薬膳料理スクール
田村 美穗香
◆◇◆ 本書の内容 ◆◇◆
Chapter 1 スパイスとハーブ・薬膳の基礎知識
Chapter 2 スパイスとハーブ・薬膳の食材
Chapter 3 体質、季節別 養生のアドバイス
田村 美穗香[タムラミホコ]
監修
内容説明
身近な和洋の薬草・香草、香辛料を上手に使いこなすための組合せ事典。キッチンに常備されている香辛料(スパイス)とスーパーで手に入る薬味や薬草(ハーブ)を使い方別に紹介。
目次
1 スパイスとハーブ・薬膳の基礎知識(スパイスの価値は、金と同じ時代もあった;まずは植物と医学の関係・歴史について知っておこう;フィトケミカル栄養学とメディカルハーブとは ほか)
2 スパイスとハーブ・薬膳の食材(ニンニク;ワサビ;洋からし ほか)
3 体質、季節別養生のアドバイス(気虚;気滞;血虚 ほか)
著者等紹介
田村美穗香[タムラミホコ]
薬膳料理家・自然療法研究家。横浜・幸食薬膳料理スクール代表。自身の虚弱体質や、三人の子供のアレルギー体質などを、西洋・東洋の医療と共に自然療法や薬膳料理を取り入れて克服。以来、薬膳料理やアロマセラピー、ハーブ療法などの自然療法を生活に取り入れながら、(株)ニールズヤードPS認定アロマ基礎クラス、(株)生活の木、都立高校、公共団体等で講座を多数開催。日々の生活に手軽に取り入れられる、美味しい家庭料理薬膳教室を開催。これまで学んできたハーブ療法やアロマセラピーなどの自然療法も取り入れたスローライフを提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。