出版社内容情報
試合を決めろ!
日本を代表するストライカーが「フォワードテクニック」を徹底解説!
◆◇◆ はじめに ◆◇◆
フォワードはフォーメーションの最前線で、相手ゴールにシュートを決める役割を担うポジションです。
ドリブルや裏抜けといった技術を駆使しての最終ラインの突破、
クロスに対してのヘディング・ボレーでの合わせ、こぼれ球への反応など、
さまざまなプレーでゴールに迫ります。
この本では、得点力アップのために必要なフォワードのアタッキングサードでのテクニックを紹介しています。
それぞれマスターし、プレーのバリエーションを増やしましょう。
また現代サッカーで要求される前線からのディフェンス技術や、
オフ・ザ・ボールの動きも解説しています。
加えて、最後にはフォワードに特化した練習方法の章を設けていますので、
練習メニューにとり入れてより高いレベルを目指してください。
プレーする上で僕は、2つのことを常に意識し、大切にしています。
まず1つ目は、チームメイトへの感謝です。
フォワードには自分の技術で局面を打開する選手や、
チームメイトとの連携で崩す選手などさまざまなタイプがありますが、
どんなプレースタイルであれ、味方のサポートなしではゴールを奪えません。
試合を見てもわかるように、フォワードひとりで相手からボールを奪って得点まで持ち込むシーンはほとんどありません。
チームメイトがいるからこそゴールできているんだということを、しっかりと理解し、
コミュニケーションしてその感謝の気持ちを伝えるようにしてください。
2つ目は、自分自身の努力を惜しまないことです。
最後のところでボールを託されるフォワードは、責任の重いポジションです。
そのためメンタル面への負担が強く、結果を出すためには緊張や重圧を跳ね除けられる自信が必要です。
それを得るためには、努力を積み重ねて実力をつけるほかありません。
手を抜くことなくレベルアップへと邁進してください。
この本が、皆さんの成長の手助けになれば幸いです。
サガン鳥栖 豊田 陽平
◆◇◆ この本の使い方 ◆◇◆
この本は、サッカーのフォワードでプレーする選手が、
レベルアップするためのコツを50紹介しています。
ペナルティーエリアとバイタルエリア、サイドに分けて得点を奪うシュートテクニックや、
ゴールに迫るドリブル・パスといった技術、
現代サッカーにおいてフォワードにも強く要求されるようになった前線からのディフェンス技術など、
一通り網羅しています。
付属のDVDで映像を確認すると、より効果的ですので目的やスキルに合わせて本書を活用してください。
さらにこの本では、フォワード向けの練習方法と筋力トレーニング、ストレッチも紹介しています。
練習メニューに加えて、上達を目指してください。
豊田 陽平[トヨダヨウヘイ]
監修
内容説明
試合を決めろ!日本を代表するストライカーが「フォワードテクニック」を徹底解説!
目次
1 ペナルティエリア(インサイドキックで確実に決めろ;フェイントでゴールキーパーをかわす ほか)
2 バイタルエリア(インステップでパワーシュートを打つ;グラウンダーでミドルを狙う ほか)
3 サイド(シザースでタテに突破する;メイア・ルアでスピードを活かす ほか)
4 ディフェンス&オフ・ザ・ボール(アプローチで体を寄せる;相手のパス回しをチェイスする ほか)
5 トレーニング(さまざまな部位でボールタッチする;2人1組でボールを落とさずつなぐ ほか)
著者等紹介
豊田陽平[トヨダヨウヘイ]
1985年4月11日生まれ、石川県出身。名門・星稜高校を卒業後、2004年に名古屋グランパスエイトに入団。2007年にモンテディオ山形にレンタル移籍し、2008年にチームをJ1昇格に導く。京都サンガFCを経て、2010年にサガン鳥栖にレンタル移籍で入団し、2011年にJ2得点王を獲得する。2012年に同クラブに完全移籍し、クラブのJ1初参戦のシーズンで19得点を挙げ、チームの5位躍進に貢献。Jリーグベストイレブンに選出される。その後のシーズンも得点を量産し、日本代表としても2013年の東アジアカップ、2015年のAFCアジアカップなどに出場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 機動戦士ガンダム ANAHEIM RE…