内容説明
フォームの見直しで球速アップ!変化球を極めてバッターを翻弄する!「三振を奪う」「打たせて取る」を使い分ける!確実に打者をおさえる投球メカニズムを徹底紹介。
目次
第1章 ストレートの投球フォーム―全身の力をボールに伝える理にかなった体の使い方(伸びのあるボールは指のかけ方と力の強さで決まる―握り方;力まず振りかぶるにはグラブが顔のそばを通るように―ワインドアップ ほか)
第2章 コントロールを磨いて制球力アップ―思ったところに投げ分けて打者を打ち取る(リリースを一定にすることが投球方向を一定にする―コントロール三原則;1本足でしっかり立ち軸をぶれさせないことが大切―軸足で立つ ほか)
第3章 変化球を使い分ける―切り札を多くしてバッターのねらいを定めにくくする(中指と親指と人差し指の3本でスナップを効かせてひねる―カーブ;中指だけを残してボールを切るように押し出す―スライダー ほか)
第4章 マウンド上の投球術―チームの柱となって攻防に立ち向かう(へこみ足でならして安定したステップを確保する―マウンドをうまく使う;踏み出しを強くして下半身で投球のパワーを生み出す―ノーワインドアップ ほか)
第5章 マウンドに上がるまで―試合までの一日一日が勝敗を分ける(普段の生活のなかでレベルアップをはかる―体づくり(1)
器械を使わないで自分の体だけを使って鍛える―体づくり(2) ほか)
著者等紹介
高橋善正[タカハシヨシマサ]
1944年、高知県生まれ。右投右打。高知商業高校から中央大学に進み、東都大学リーグでは通算63試合に登板、35勝15敗、188奪三振、防御率1.61という驚異的な成績を残した。66年第2次ドラフト1位で東映へ入団し、67年に15勝で新人王に輝く。71年には対西鉄ライオンズ戦で完全試合を達成。73年に巨人へ移籍、77年に現役を引退。巨人、中日、日本ハム、横浜大洋ホエールズ、社会人・シダックスのコーチを務めたのち、07年に中大投手コーチ、08年から監督に就任している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。