内容説明
庭園の起源や成り立ちから、景色の楽しみ方まで、豊富な写真とわかりやすいイラストで解説します。
目次
第1章 時代ごとに見る日本庭園鑑賞のポイント(平安~鎌倉時代;鎌倉~室町時代;安土桃山~江戸時代;明治時代以降)
第2章 構成要素から見る日本庭園鑑賞のポイント(自然風景式庭園;水;石;植栽;その他;茶室の露地)
第3章 庭園鑑賞の基本をおさえる(庭園の発祥に深く関わる「他界」・「滅び」;日本庭園の成立に欠かせない達人たち;日本庭園のルーツは文学でもある;鎌倉ならではの庭園形式)
著者等紹介
宮元健次[ミヤモトケンジ]
作家、建築家、宮元建築研究所代表取締役。1987年東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。龍谷大学助教授、大同工業大学教授を歴任。建築家としても受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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shigoro
3
修学旅行で行った時よりも、大人になってからの方が、日本庭園のすばらしさ、美しさに気づける。心のゆとりというか、歴史や自然に対しての感覚がより日本人らしくなってくるからなのかな。海外のシンメトリー的なキッチリ作りこんだ整形式庭園とは違い、アニミズム的な信仰を自然として作る廻遊式、固定視点式で水と石と植物の組み合わせによって多彩な風景を作り庭園に癒されるわ。2012/05/29
ひろただでござる
0
自然がいっぱいあった当時にわざわざ庭を造る意味がよくわかった。此岸に囲まれた彼岸やったんですね。そりゃぁ見ていて落ち着くはずやわ。桂離宮は源氏物語の云々・・・らしいけど、あの月見台からお月見をしてみたいと思うのはワタクシだけやないはず。2014/06/01
めっちー
0
旅行に行くのでとりあえず読んだ。2018/06/09