内容説明
名刹を訪ね静かに佇む仏と向き合うひととき。仏像の顔立ちやしぐさをやさしいイラストで解説。
目次
奈良市周辺(東大寺;興福寺 ほか)
西ノ京・生駒・大和郡山(薬師寺;唐招提寺 ほか)
斑鳩・當麻(法隆寺;當麻寺 ほか)
山の辺の道・飛鳥・桜井(長岳寺;飛鳥寺 ほか)
室生・初瀬・柳生(室生寺;長谷寺 ほか)
吉野・高取(金峯山寺;壺阪寺 ほか)
資料編 仏像Q&A(仏像にはどんな種類があるの?;悟った人をあらわすという如来はどのくらいいるの? ほか)
著者等紹介
福岡秀樹[フクオカヒデキ]
昭和39年東京で生まれる。東京理科大学理学部物理学科卒。フリーランスでソフトウェア開発の仕事をするかたわら、日本文化の源流探索をライフワークとし、ライターとしても活躍する。仏像・仏画や仏教、神道とその源流にある古墳や神話、日本の伝統芸能や日本美術などに興味を持つ。ホームページ上では自分で年表を作れる「萌年表」「人物年表」などオンラインソフトも公開している。現在軽井沢在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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chantal(シャンタール)
76
ここで紹介されているのは拝観料さえ払えば見仏可能な仏像ばかり(公開日が限られていたり、要事前連絡の場合あり)、そして想像力を膨らませてほしいとのことで写真ではなく絵で紹介されている。確かに写真を見てしまうと、行った気になってしまう場合がある。どう頑張ってもなかなか実際に行くのが難しい場合は写真はありがたいんだけれど、これはこれで楽しめる。行きたくて行きたくて仕方なくなるけど😅 どのお寺へ行こう、どのコースで行こうかと、こうして計画を練ってる今が一番楽しいのかも。2019/06/21
かごめ
13
一人旅で巡った奈良。新婚旅行の奈良。思い出と憧れの地、奈良。この秋、奈良に行こう。2016/09/24
あいくん
8
☆☆☆奈良にはたくさんの仏像があります。 この本には時代別の分類もあります。飛鳥時代四つ、白鳳時代五つ、天平時代11、平安時代23、鎌倉時代23、室町時三つ、江戸時代二つです。 「ひとやすみ」というところで、カフェや食事処の紹介もあります。 西大寺の近くには「ガトー・ド・ボア」というケーキ屋さんがあります。長岳寺では三輪そうめんが食べられるそうです。 岡寺近くの坂乃茶屋でもそうめんが食べられます。 長谷寺近くの長谷路ではにゅうめんが美味しそうです。2017/11/22
Kavi
1
もう250近くのお寺を回っているのに、仏像がほんとうに覚えられない。サラリーマンの顔と名前なみに覚えられない。参拝する前に前情報を入れてちゃんとお参りしようと手にした一冊。でも、仏像がぜんぶイラストで余計覚えられん。まぁ、でもそれぞれの仏像の解説がしっかりしてるから、予習復習にはおすすめ。私の好きな飛鳥大仏、唐招提寺の千手観音、中宮寺の弥勒菩薩の説明が物足りなかったのが残念。2016/11/17
yonet35
0
Kindleにて。読んだというより、眺めた。仏像はイラスト。シンプルに仏像巡りガイドに徹しているのがいい。仏像を観る人はいいかもしれない。2024/09/30