ソ連共産党とは何だったのか―日ソ両党関係史からの視点

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ソ連共産党とは何だったのか―日ソ両党関係史からの視点

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784780314205
  • NDC分類 315.38
  • Cコード C0031

出版社内容情報

ソ連共産党との全会談で日本共産党代表だった著者が、社会主義を崩壊させた誤りを大国主義、官僚主義、社会主義論など全分野から突く。


【目次】

内容説明

(私は)日ソ両共産党関係が断絶する決裂会談(1964年)から、ソ連共産党が解体したため事実上最後の両党会談となった不破・ゴルバチョフ会談(1988年)にいたるまで、一回を除いて殆どすべての主要な会談に参加してきました。いまこの間の会談のすべてに参加した方々はみな鬼籍に入られました。生き残りの一人としての私には、日ソ両共産党関係の顛末を語る資格はあると思うし、また語っておかなければならないこともあると思う次第です。…本書は日ソ両党関係の顛末をなるべく物語風にリアルな史実を入れて時系列的に描こうとするものです。ただそれを「昔話」としてではなく現在の問題と関連させながら述べようと思います。

目次

日ソ両党関係断絶の前史とソ連共産党
なぜ日ソ両党関係は断絶したか―決裂会談のリアルな様相
日ソ両党会談と「いかなる国」問題―激しい論争のなかで考える
三要素からなるロシア大国主義―ウクライナ戦争ともあわせて考える
レーニンとウクライナ問題―ウクライナを放棄したレーニン
日ソ両党の和解会談―なぜソ連共産党は和解を望んだのか
再び険悪になった両党関係―スースロフ、袴田という人物について
チェコスロバキア事件と社会主義の問題―ユーゴスラビア問題の再検討
期せずして形成された「ユーロコミュニズム」―民主集中制問題について
史的唯物論とソ連論をめぐって―「社会主義生成期論」について
1971年会談と「内政問題不干渉」原則―ソルジェニツィン問題と関連して
党の躍進と干渉問題の終結―1979年会談とアフガニスタン侵略
アフガニスタン問題と安全保障政策の変遷―松竹氏の安保政策をどうみるか
核問題で光がみえた宮本・チェルネンコ会談―全人類的課題としての核兵器廃絶
ソ連共産党との最後の会談―両党関係の終焉―不破・ゴルバチョフ会談はなぜ破綻したか
「ソ連共産党事件」と憲法裁判―ソ連共産党とは何だったのか

著者等紹介

聽涛弘[キクナミヒロシ]
1935年生まれ。京都大学経済学部中退、1960‐64年に旧ソ連に留学。日本共産党国際部長、政策委員長を歴任、元参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みんな本や雑誌が大好き!?

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本書は、ソ連共産党の大国主義と権威主義が社会主義そのものを空洞化していく過程を、日本共産党との対比を通じて、内部から冷静に描き出す。最期まで「未来の社会主義」を諦めなかった、聽濤さんによる厳しくも不可欠な歴史的反省である--とのふれこみ。信頼を失ったのは「共産主義」(左翼全体主義)であって、「社会主義」(民主社会主義・社会民主主義?)は別に「人々から信頼を失っていません」から。欧州各国などを見てください。英国(豪州)だって、いまは保守党政権ではなく労働党政権ですからね。そのあたり、根本的誤解から始まる本。2026/05/07

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