内容説明
長年の学校医による先駆的な子ども論、大学教授のからだ博士による最新のデータを駆使したからだと心論、養護教諭らによる実践に繋ぐための意見交換…。子どもの声を聴いてSOSを知り、その異変に応える診断と対処法を示す。
目次
第一章 学校医・Dr藤森弘 92歳の遺言「からだと心」論(学校医・Dr藤森弘先生の横顔;テレビゲームと健康(『保健室』No.8、1986)
よりよい健康診断のために―学校医の立場から(『保健室』No.10、1987) ほか)
第二章 からだ博士・野井真吾の「からだと心」論(「人間の危機」論と私の問題意識;“からだのおかしさ”の現在地;日本の子どもが発する「ヒトの危機」 ほか)
第三章 〈雑談会〉学校医・Dr藤森とからだの博士・野井の「からだと心」論を実践につなぐ(養護教諭がみる子どもの“いま”;養護教諭がみる学校・家庭・地域の“いま”;「からだと心」論と養護教諭 ほか)
著者等紹介
藤森弘[フジモリヒロシ]
1933年・大阪市に生まれる(92歳)。大阪大学医学部卒業、大阪大学大学院医学研究科修了(衛生学専攻)医学博士、大阪市西淀川区柏花診療所所長、大阪市立柏里小学校校医、社会福祉法人聖花保育園園医として長く携わる
野井真吾[ノイシンゴ]
日本体育大学体育学部教授。同大学子どものからだ研究所所長。子どものからだと心・連絡会議議長。日本体育大学大学院修了、博士(体育科学)。教育生理学、学校保健学、発育発達学、体育学を専門として、子どもたちの“からだ”にこだわった研究活動を行なっている
鹿野晶子[シカノアキコ]
日本体育大学体育学部教授。博士(体育科学)。子どものからだと心白書編集委員長
石田かづ子[イシダカヅコ]
1949年千葉県生まれ。元養護教諭・元学童指導員。千葉市を中心に小・中学校の養護教諭として勤務。全国養護教諭サークル協議会研究推進委員・機関誌「保健室」の編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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