内容説明
待望の重大犯罪訴追課に異動し張り切る地方検事補サムを待ち受けていたのは、著名な医者の妻でポートランド市行政法審判官を務める女性の誘拐殺人事件。彼女の裁定を恨む黒人男性が逮捕されるが、被害者の私生活を探るうちにサムは、市の名士たちの巧みに隠蔽された“腐敗の連鎖”に気づき、暴こうとする…。
著者等紹介
バーク,アラフェア[バーク,アラフェア][Burke,Alafair]
元オレゴン州地方検事補。現在はホフストラ大学ロースクールで刑法を教えている。デビュー作「女検事補サム・キンケイド」は、スー・グラフトン、マイクル・コナリーなどから高い評価を得た。父親はエドガー賞受賞作家のジェイムズ・リー・バーク。ニューヨーク州ロングアイランド在住
七搦理美子[ナナカラゲリミコ]
1960年生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業
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