内容説明
読んでもらっても、自分で読んでもたのしいよ。「むかしばなし」で異文化にふれよう!6色のペンキで描く、素朴で大胆なアフリカの現代アート「ティンガティンガ・アート」をたっぷり収録。2巻は「こわいはなし」3話。タンザニアの妖怪シャターニ伝説には哀しさも漂います。
著者等紹介
しまおかゆみこ[シマオカユミコ]
島岡由美子。名古屋生まれ。1987年より夫島岡強と共にアフリカに渡り、タンザニアのザンジバルで、人々の自立につながる事業や、スポーツや文化の交流活動を続けている。アフリカ各地に伝わる民話の聞き取り、再話がライフワーク
チャリンダ[チャリンダ] [Charinda,Mohamed]
1947年生まれ。タンザニアのトゥンドゥール地方、ナカパニャ村出身。1974年から、ティンガティンガひとすじに生きたアーティスト。2021年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
2
「ティンガティンガ・アートでたのしむアフリカのむかしばなし」シリーズ2。タンザニアに伝わる昔話3話。ティンガティンガ・アートの土俗的な印象と原初の力を感じるような語り(テキスト」が相俟って、非常に興味深い世界を作っている。シャター二とは人々に恐れられる、人を喰らう怪物。ビジュアルは怖いが、喰らうどころか赤ん坊を慈しんで育てたりする。そこのところに惹かれるものを感じました。2025/05/01
波
1
【図書館】怖い話ってあったので読んでみた。でもタンザニアの昔話で、怖いよりも悲しい話だったなぁ😢ティンガティンガアートというのが気になっていたけど、アフリカで流行ってる?絵の描き方のことだった。下書きしないで描けるなんて、、、絵心ないわたしからすりゃ、天才だわ。話よりも絵が怖い、、、なんて思っててごめんなさーい🙏2025/04/24
さめくじら
0
この本は怖くはない。語りで聞いたら怖そうな話。 タンザニアの昔話。 どろから生まれたどろんこむすめ 歌うシャターニ シャターニに育てられたむすめ シャターニは妖怪あるいは悪魔2025/03/28