内容説明
地形の成り立ちと文化・風土がわかる!
目次
変な地形1 北海道・野付半島
変な地形2 宮城県・蔵王の御釜
変な地形3 宮城県・鬼首間欠泉
変な地形4 岩手県など・三陸海岸
変な地形5 福島県など・尾瀬ヶ原
変な地形6 富山県・称名滝
変な地形7 群馬県・浅間山鬼押出し
変な地形8 三重県・鬼ヶ城
変な地形9 兵庫県・玄武洞
変な地形10 山口県・秋吉台・秋芳洞
変な地形11 熊本県・阿蘇カルデラ
変な地形12 宮崎県・鬼の洗濯岩
著者等紹介
松本穂高[マツモトホタカ]
茨城県立竹園高等学校教諭。1973年生まれ。信州大学、北海道大学大学院で地理学を専攻。スウェーデン王立科学アカデミー奨学生として海外で研鑽を積む。博士(環境科学)。文部科学省事業協力者、日本学術会議委員、日本地理学会委員、茨城大学非常勤講師などを現任・歴任。地理普及の功績により、2018年度日本地理学会賞受賞。国内外でフィールドワークを行うとともに、筑波山地域ジオパーク認定ガイドとして活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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遠い日
2
12の地形をあげて、その「変」なところを解説。「変」とは、「特徴的」であるとか「変わった」とかくらいの意味でしょうか?地形ができた過程を「こうやってできた!」と明快に解説してくれるので、すっきり。わたしの田舎に近い「変な地形」も取り上げられていて、子どもの頃何度も訪れた場所なので、懐かしさが込み上げました。2025/06/08
読生
1
行ってみたくなるね。 長い年月をかけて作り上げられた地形。 その変化を今の時代に見ることができるのはすごいことだけど、それが簡単に壊れてしまうのもまた事実。 人間の手によって壊されてしまった地形を見ると地球の財産を人間が消費してしまってるようで気が引ける。 それを財産だと思うのも、人間の勝手な感覚なんだろうけどね。 今を生きる人間として、楽しみ、恩恵を受け、そして尊重することができたらいいんだけどな。2025/02/09
かはほり
1
ここに取り上げられた12の地域は「絶景」と言うべきかもしれないけど、あえて「変な」としたところが子ども向けに良いかもしれない。この本を見て是非現地を訪れて欲しいね。そして地学へも興味を持ってほしいな。2025/02/01




