講談社現代新書<br> 生命とは何か―溶けていく「個体」の境界線

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講談社現代新書
生命とは何か―溶けていく「個体」の境界線

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065429983
  • NDC分類 461
  • Cコード C0245

出版社内容情報

「わたし」の中に無数の生命が潜んでいる。あなたの中の「他者」とは何か? 異なる生命体の共存と融合が形作る「生命」。最新研究でわかった「驚きの生命観」

中江有里さん(女優)絶賛
生物は独りでは生きられない。
「他者」とつながり、体の内の「内なる下界」に 生かされ、長い時を重ねて私はここに居ると感じ入った。


「はじめに」より
本書が描く生命の姿は、複合体としての実在である。「わたし」の中には、実は多くの生命体が複合体として存在している。それは遺伝子という意味でも、細胞内小器官(オルガネラ)という意味でも、また生物種の共生体という意味でもそうである。どこに区切りがあり、どこからが「わたし」で、どこからが「あなた」なのか、その境界さえ判然としないものも少なくない。生命は合体し、新たな形の生命を生んでいく。「あなた」と「わたし」は混在しており、そしてその合体は、時に物理的な「わたし」だけでなく、「意識」や「心」としての「わたし」にさえ影響を及ぼしている。

「あなたはだれ?」

本書を読み終えた時、その問いかけに、果たしてあなたはどう答えるだろうか?

第32回科学出版講談社賞受賞作家が描く「驚くべき生物たちの姿」

読み始めたらとまらない
ビックリ仰天のエピソード満載

●オオカミを群れのリーダーにするトキソプラズマ原虫
●ウシはウシだけでは ウシになれない?
●腸内細菌の移植で性格が変わる! 便移植で臆病なマウスが活発なマウスに
●光合成生物を取り込んだ生物を、さらに取り込んだ生物をさらに取り込む…葉緑体を巡る驚きの共生マトリョーシカ
●私たちの皮膚を守る保湿成分の生成にウイルス由来の遺伝子が関わっていた
●カマキリを「入水自殺」させる寄生者ハリガネムシの恐るべき宿主操作術
ほか








【目次】

内容説明

「わたし」の中に無数の生命が潜んでいる。あなたの中の「他者」とは何か?異なる生命体の共存と融合が形作る「生命」。最新研究でわかった「驚きの生命観」。

目次

第一話 怒れる大神
第二話 内なる外界の住人たち
第三話 「超生命体」
第四話 盗まれた葉緑体
第五話 失われゆくゲノム
第六話 溶け合う遺伝子
第七話 ポマトの夢と小さな巨人
第八話 水に向かうカマキリ
終話 そして「わたし」とは何か?

著者等紹介

中屋敷均[ナカヤシキヒトシ]
1964年、福岡県生まれ。1987年京都大学農学部卒業。博士(農学)。現在、神戸大学大学院農学研究科教授(細胞機能構造学)。専門分野は、植物や糸状菌を材料にした染色体外因子(ウイルスやトランスポゾン)の研究。主な著書に『ウイルスは生きている(第32回 講談社科学出版賞受賞)』(講談社現代新書)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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武井 康則

10
人類の3人に1人は感染しているらしいトキソプラズマはドーパミンを分泌させるので、人は積極的になり人々から信頼され頼られる。その結果、人を集め、菌はより多くの人に感染できる。腸内フローラとかミトコンドリア、葉緑素まで、もとは外からの生物だった。寄生生物の中には自分の遺伝子を削って身軽になり、代わりに宿主の遺伝子を取り込むものもいる。中から操作するのではなく、一体化しているので寄生生物が乗っ取っているようなものになっている。2026/04/01

こだまやま

9
盗葉緑体、ゲノム退縮、様々な形で合体する生物の解説が面白い。生きている間だけが孤独、みたいなことを誰かが言っていた気がするが、これだけ境界の不確かな生物世界の中で、ひとり自我を感じている人間を悲しく感じる。 脳の作りだした自我ではなくて、自己複製を目的とする遺伝子だけが生物を生物たらしめるもっとも確かなもののようだが、何が遺伝子をそう行動づけるのだろうと考えると、堂々巡り。 ほんと生物はなぜ増え続けたいのだろう。2026/04/03

kuroarizuka

2
生命の個体のなかにもミトコンドリアのようにある種の「他者」が含まれているという話。トキソプラズマや腸内細菌の例は非常に面白かった。おすすめ。 自分としては人間の行動に影響を与えている例をもう少し多く知りたかった。2026/03/02

y

1
細菌好きとしては、細菌が多種多様な生物と共生しているというのは知っていましたが、ウミウシが光合成するというのは驚きでした。 サブタイトルの「溶けていく個体の境界線」というのは言い得て妙で、読んでいる途中や読み終わってからも、うーん…と考えさせられました。 あとがきの守破離も、確かにそうかもと思い、著者のデビュー作を読もうと思いました。2026/04/12

こうの

1
内臓などを内側の内側は外側で外界との境界線であるという見方は新鮮だった。腸内細菌によって性格か変わるのは聞いたことはあるが、そこまでの科学的説得と自己とは何なのかを問い直したところは面白い視点であった2026/03/18

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