内容説明
1959年東映入社から60年、京都を舞台に駆け抜けた名優たちとの映画人生の記録。
目次
第1章 心に残る人と作品(東映京都撮影所へ;京都での映画づくりの伝統;助監督の仕事とは ほか)
第2章 京都で出会った俳優たち(時代変遷をたどりながら;戦後も活躍した映画創成期のスターたち;縁の深かった御大 ほか)
第3章 映画づくりの変遷(全盛期、映画は量産体制にあった;製作企画、プロデューサーの役割;シナリオをめぐって1 ほか)
著者等紹介
中島貞夫[ナカジマサダオ]
1934年千葉県東金市生まれ、東京大学文学部卒業。1959年東映に入社。マキノ雅弘、沢島忠、田坂具隆、今井正ら名監督のもとで助監督を務め、64年に「くノ一忍法」で監督デビュー以降、63本の映画を監督。87年から08年まで大阪芸術大学教授として後進育成、映画技術普及に努める。日本映画監督協会新人監督賞、京都市地域文化功労者表彰、日本アカデミー賞会長功労賞、京都府文化特別功労賞、毎日映画コンクール特別賞など多数の受賞歴あり。2023年6月逝去
大森俊次[オオモリシュンジ]
1949年京都市生まれ、大阪経済大学経済学部卒業。医師協同組合事務局勤務の傍ら水彩スケッチ、エッセイ執筆を続け、退職後、スケッチエッセイストとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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